データ化しようと決めてから、
実際に重い腰を上げて作業を始めるまでに
結構時間がかかったんだけれども、
それ以前に、
過去のアナログ原稿をデータ化するか、
勿体ないからそのまま保管しておくか…
なんてところでも、
ガラクタ整理を始めた当初からずーっと迷って、
とりあえず保留にしてた。
不思議なもので、
ガラクタがどんどん減っていくにつれ、
「ニオイ」に敏感になっていったんだけども、
すっきりしていく部屋の中で一番気になったのが、
アナログ原稿たちのニオイだった。
原稿用紙、封筒、
原稿が折れないように添えてある段ボール、
貼り付けてあるスクリーントーン…
それぞれの本来のニオイに、
湿気や埃のニオイが相まって、
なんとも変なニオイが。;
「運気の良い部屋はいい匂いがする」
と聞くけれど、それを差し置いたとしても、
収納してる場所から
もわ~んどよ~んとした雰囲気が漂ってる感じがして、
データ化を始める決め手に。
改めて原稿を手に取ると、
用紙とトーンの隙間に空気が入ってよれていたり、
シミがついていたり…と、劣化や汚れがたくさん。
汚れどころか、今後、災害等々で
燃えたり濡れたりするかもしれないと考えたら、
より失くす可能性が少なく、
より綺麗な状態を維持できる方法で残しておくのが
ベストだよなあ。
と痛感した次第。