すっかり物が減った部屋を見て思うのは、
自分にとって必要な物ってそんなになかったんだなあ
ということ。
もともとブランドものとか流行を追うとか
車とか持ち家とかギャンブルとかには
興味がないタイプですが、
それでも今まで沢山の物を買ってきたし、
自分自身、どんぶり勘定な浪費家だと思うので、
物欲はたんまりあるつもりでした。
(今もAirPods欲しいなと思ってるし)
でも、「好きじゃないもの」「使ってないもの」を
自分に正直に処分していった結果、
部屋に物がほとんどなくなったということは、
物自体が本当に欲しかったんじゃなくて、
ストレス発散の捌け口のひとつだったり、
暇つぶしだったり、
ちょっと好奇心を満たしたい(経験を買いたい)だけ
だったんだなあ。と。
自分に必要なものは、
ひとりになれる静かな空間とネット環境、
近所にはスーパーとドラッグストアとコンビニと、
郵便局、書店、喫茶店、パン屋さん、たまの旅行、
できればネットスーパー、そしてときどきステーキ。
どの街に引っ越してもだいたい揃うような環境で
充分しあわせなのかあ、と、
そのあっさりしたラインナップに我ながら拍子抜けです。
埼玉に引っ越してきてからも、
そのラインナップをひととおり確認できたので、
あっという間に落ち着いてしまいました。
単純なやつだなーと思いつつ、ステーキをぱくり。