読書が好きで、年間150冊前後の本を読んでいます。
2015年に断捨離を始めるまでは、読み終えた本は本棚に収納しており、常時2000冊以上の本を保管していました。
大きい本棚2つでも足りず、部屋のあちこちに積み上げていたことも。
そんな大量の本をほとんど手放し、今でも手元に保管してあるのは、
・文庫2冊と、
・自著や仕事で関わった本約25冊のみ。
現在では本棚を持たずに読書生活をしています。
電子書籍も読みますが、やはり一番好きなのは紙の本。
今回は、「本棚を持たない読書好きミニマリストの紙の本の収納方法」をまとめました。
クローゼット
本の9割はクローゼットの中に保管しています。
1.書類ケースの中。
まずは書類ケースの中。自著コミックスやお仕事で関わった本を保管しています。
もともとは確定申告の帳簿等を保管するためのケースでして、空いているスペースに本を詰めている形です。
室内といえども、風が当たる場所に本を置いておくと日焼けや黄ばみ、吸湿などで紙の劣化が進みやすい気がするので、長期保存する本はできるだけこういったフタ付きの箱物に入れるようにしています。
引っ越しのときは、この箱のまま引っ越し業者のダンボールに入れられるので、荷造りもラクです。
ちなみにこの青い「決済BOX」は税理士さんからのいただきもの。税理士専用の通販のみで取り扱っているようです。
2.収納かごの中。
つづいて収納かごの中。自著コミックスを保管しています。
もとは文房具などの雑貨入れとして購入したかごで、小物を出し入れするには底が深いのですが、本を下部に入れておくことで、ちょうどよい底上げにもなってくれています。
基本的に閉じっぱなしの書類ケースに比べ、日常的に小物の出し入れをしているので、本に傷がついたり外気に触れすぎないよう、ジップロックに包んで収納しています。
収納かごは無印良品の「やわらかポリエチレンケース大」です。
こちらも引っ越し用ダンボールにこのまま入ります。
3.書類ケースと収納かごの間。
・未読の本
・読み終えて手放す本
・読み返す文庫2冊
は、書類ケースと収納かごの間に挟むようにして保管しています。
・テーブル
4.本立て。
読みかけの本は、テーブルの上の本立てに置いています。
最近使い始めた本立ては、まるい家具の「ディクショナリースタンド」。国産ひのきの無垢材でできているお気に入りです。
以前愛用していた国産ひのきの本棚は、引っ越しの荷物を減らすために手放したのですが、この本立てなら引っ越し用ダンボールに収まるので新居にも気楽に持って行けます。
読み終えた本はすぐに手放しています。
以前は本棚からあふれていた本も、そのほとんどは「一読したきりで読み返さない本」ばかりでした。
だとしたら「持っていないのと同じ」なのではと思い、どんどん断捨離していくことに。
一読しただけのきれいな本を捨ててしまうのは申し訳ないので、売ったりあげたりなど、できるだけ資源ゴミにしないように心がけています。
まとめ:部屋が広くなり、引っ越しもラクになる。
以上、「本棚を持たない読書好きミニマリストの本の収納方法」をご紹介しました。
本棚がないことで部屋やクローゼットの空間も広くなりますし、引っ越しの荷物もぐんと減って荷造りがラクになります。
また、湿気や皮脂や汗を吸った紙から発せられるにおいも減るので、部屋の香りや空気も爽やかに変わりました。
手放す前提で読むと、内容の吸収率も上がります。
以前は一読したあと本棚に収納し、そのまま内容を忘れてしまうことがほとんどでした。今では印象に残った部分のメモを取りながら読むようになり、読後しばらく経ってからも内容を覚えていることが増えました。
本棚を持たない生活は、読書体験がより濃くなり、とても身軽で快適です。