●パーカー5th。ペン先は万年筆のように見えてサインペンのようでもある、新感覚の筆記具です。
子供の頃から文房具と小説が好きな私にとって、万年筆はとってもあこがれる筆記具でした。
今回は、そんなあこがれの万年筆を断捨離するに至った話をつづります。
- 何度も万年筆に挑戦した過去。
- 「今度こそ大事に使う!」と思っていたけれど。
- 「あこがれている」けど「使うことには興味がない」と気づいた。
- 「万年筆を持つ」ことからの卒業。
- まとめ:「好きなのに飽きる」のは自分の本音と向き合うチャンス。
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何度も万年筆に挑戦した過去。
学生の頃、ホームセンターで使い捨てのお手頃な万年筆を買ったのを皮切りに、何度か挑戦してきた万年筆。
ですが、使い切る前に捨て、また買っては飽き、思い出した頃にはインクがすっかり固まっていて、そのたびに処分してきました。
「今度こそ大事に使う!」と思っていたけれど。
●プラチナ万年筆「プレジール」しばらく使ってなくてもインクが固まりにくい作りになっています。
それなのに、なぜ性懲りもなく買い続けたのかというと、
今度こそ大事にする!できる!
と思っていたから。
そこで自分なりに、どうすれば大事にできるのか考えて、
●手軽なインクカートリッジ式で、
●しばらく使わなくてもインクが固まりにくい仕様で、
●紙の上ではインクの乾きが早くて、
●万年筆で名高いブランドのものにすれば、
質の良さと相まって、愛着の湧き具合もUPするのでは!と再び万年筆に挑戦したのが数年前。
ですがやっぱり、しばらくするとまた使わなくなってしまうのでした。
「あこがれている」けど「使うことには興味がない」と気づいた。
その後、究極の断捨離本であるカレン本と出会い、自分の持ち物を新たな視点で見直し続けること数か月。
「万年筆を見るのは好きだけど、実は自分で使うことにはそんなに関心がないし、向いてないんだな」
とやっと気づくことができ、すべて手放しました。
「万年筆を持つ」ことからの卒業。
万年筆を「素敵だな」と感じる気持ちは変わらないのですが、「欲しい」「使いたい」
と思う気持ちからはすっかり卒業しました。
憑き物が落ちたような、そんなスッキリ感です。
まとめ:「好きなのに飽きる」のは自分の本音と向き合うチャンス。
●uni(ユニ)のカスタマイズ多色ペン「スタイルフィット」。黒と赤の油性ボールペンにシャープペンシルを加えて3色で使ってます。本体をひねってペン先を出すツイスト式なので見た目もシンプルでおしゃれです。
今振り返れば、「今度こそ飽きずにがんばろう!」と考えてる時点で自分を疑うべきなのですが、当時は「”飽き”と闘うことが正しい努力だ」と思っていたので、変な方向にがんばってしまっていたのでした。
「好きなのに飽きる」というのは、どこか自分に無理をしている部分がある印なので、思い当たる方は自分の本音と向き合ってみると良いかもしれません。
ちなみに、万年筆を断捨離した今は、油性ボールペンを愛用しています。
水性インク並みにサラサラ書けてインクがダマになりにくいジェットストリームの0.5ミリは至宝です。