読書が好きで、「書斎」にあこがれもあり、イラストレーター・漫画家という職業柄も重なって、いままで沢山の本を保管していた私。
大きな2つの本棚、ベッドサイドチェスト、雑誌棚、DVD用の棚、ときには寝室の洋服タンスにも、本や雑誌を詰め込んでいました。
ときどき詰め込むスペースがなくなって、あふれてしまった一部の本を売ったり捨てたりしていたのですが、それでも常時1500~2000冊は保管していた本や雑誌。
2015年に断捨離を始めてから、そのほとんどを手放し、手元に残した本は約30冊になりました。
今回は、私が実践した「本を手放す基準3つ」についてまとめました。
- 1.あきらかにもう読まない本
- 2.処分を保留にしていた本
- 3.栄養を吸収しきって満足した本
- 捨てて後悔しそうなら図書館に寄贈する。
- 手元に残してある本の特徴。
- まとめ:手放して後悔した本、買いなおした本はありません。
- 関連記事はこちら。
1.あきらかにもう読まない本
まずは手放しやすい本から整理していきました。
「買ったままずっと読んでいない本」
「ちょっと読んだだけで放置している本」
「1回読んだきりで読み返さない本」
を一気に処分。7割の本を手放しました。
2.処分を保留にしていた本
次に整理したのは、
「もう1回読み直しておこうかな」
「一応最後まで読み切っておこうかな」
と保留にしていた本です。
1割の本を手放しました。
3.栄養を吸収しきって満足した本
最後に整理したのは、
「何度も読み返した良書だけど、栄養を吸収しきって満足した本」
です。
さらに1割の本を手放しました。
捨てて後悔しそうなら図書館に寄贈する。
捨てたり売ったりして後悔するのが心配な本は、お住まいの地域の図書館に寄贈すると、いつでも読めて安心です。
手元に残してある本の特徴。
断捨離の結果、現在手元に残してある本は、
「過去に何度も処分したけれど、また読みたくなって何度も買い直している本」
「現在進行形で何度も読み返している、栄養を吸収しきっていない本」
のみになっています。
もちろん、断捨離のきっかけになった「カレン本」もとってありますよ。
その後新たに買っている本も、「思わず読み返さずにいられない本」だけを残して、それ以外はどんどん手放しています。
まとめ:手放して後悔した本、買いなおした本はありません。
その後も年間100~200冊の本を新たに読んでいて、数日以内に読み返さずにいられない本以外はどんどん手放しているのですが、2019年現在でも、手放して後悔した本や買いなおした本は一冊もありません。
本の断捨離を始めた当初は「後悔しないかどうか」心配だったのですが、実際に手放してみると、意外と後悔しませんでした。
本に限らず、断捨離を進めていくごとに、「残すもの」と「手放すもの」を見分ける精度が上がってきています。
曖昧になっていた自分の好みがハッキリしていく感覚は、癖になる気持ち良さです。