みにまるなひげ

引っ越しの多いミニマリスト漫画家「ひげ羽扇」のブログ。

【不登校経験談#4】不登校の終わりは突然きた。あせらず自分のタイミングを待てばいい。

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こんにちは。小中学生のころ4年間不登校をしていた、ひげです。

いじめをきっかけに不登校を始めた私なのですが、中学3年のある日から、いきなり学校に行けるようになりました。

今回は、そんな「不登校の終わり」についてまったりとつづります。

ある日突然、ばかばかしくなった。

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不登校を続けたまま中学3年になり、いつものように、母との攻防を繰り広げながらも無事、今日も学校に行かずにすんだ…(ほっ)そんなある日。

読書を楽しんでいたら、ふと思ったのでした。

「…あれ?なんかバカバカしくない?」

学校を休むために、毎朝親とハラハラするやり取りをして、日中は安心感で平和に楽しく過ごせるけれど、夜になるとまた、明日の学校のことを考えて憂うつになる…。

そしてまた、学校に行けずに、同じことの繰り返し…

だったのに、この日突然、

いやいや、これってバカバカしくない?よし。学校行こう

そして本当に、あっさりと学校に行き始めたのでした。これが、私の不登校の終わりです。

突然の、開き直りです。

なんじゃそりゃ、ですよね。私もそう思います。

そして謎の無敵モードになった。

不登校をやめて、学校に通い始めた日から、自然と明るく元気に過ごせました。

ひかえめもビクビクも不思議となくなっていて、

「にらまれる?無視される?だから何?

という、謎の無敵状態です。

友達とわいわいはしゃぐし、
クラス代表で発表会にも出るし、
毎朝4時や5時にはワクワクしながら自然と起きて、学校のどの生徒よりもどの先生よりも早く、1番に登校していました。

登下校時にいじめっことバッタリ会ったときも、普通に「おはよう!」「ばいばい!」と声をかけ、無言でにらみ返してくるその鬼のような形相に、心の中で

「あはは、すごい表情だなあ」

と思う程度です。

そのまま学校生活を満喫しまくり、元気に卒業式を迎えたのでした。

私専用の人生のタイミングが、ただ、するんとやってきた。

我ながら、なんでこんなことになったのか、説明しようがないほどの、V字回復でした。

感覚としては「開き直り」が一番近い表現です。

一瞬で人格が切り替わったような、コップの水がどばっ!とあふれたような、そんな感覚でした。

ただ、確信を持って言えるのは、

もしあのとき、自分じゃなくて他の人から、
「ずっと引きこもってるなんてバカバカしいでしょ!」
と言われたとしても、同じ現象は起こらなかったということです。

あくまでも私自身が、私自身のタイミングで受け取らないと意味がない、そんな、自分専用のタイミングがただやってきたんだと思っています。

まとめ:あせらずに、あなたのタイミングを待てばいい。

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無理をして、頑張って、それで不登校から脱する人もいると思います。

でももし、
「そんな勇気がない、自分はだめだ」
「いつまでこんなことが続くんだろう」
と不安に感じているのなら、

不登校の終わりは、そのうち自然とやってくるので、あせらずにあなたのタイミングを待っていてください。

(親からのプレッシャーは、あせりながらもなんとかやり過ごそう…!)

人によっては、卒業式になってもそのタイミングがこないかもしれないけれど、それもまた、

「あなたには、その学校は必要なかった」

という、ひとつの答えだと思います。

学校なんて、休んでも人生困らないので、せっかく休むなら、そんなに自分を追い詰めずに、本を読んだり、ゲームをしたり、とあなたの好きなことを、ただ楽しんでいてください。

(自分の好きをどんどんふくらませていくほうが、無理して学校に行くよりも、めちゃくちゃ将来のためになります。ほんとに!)

今後も、思い出せるかぎりまったりと、不登校エピソードを書いてみようと思います。

それでは、良い不登校ライフを!

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