紙とインクで漫画原稿を描いていたころ、印刷に出にくく、細かいスクリーントーンを補強するのに便利と知ってから、10年近く愛用しているメンディングテープ。
フルデジタルで描き始めてからも、さらさらした表面や、「テープを貼ってる感」がわかりづらいところが好きで、セロハンテープ代わりとして自宅に常備しています。
そんなメンディングテープ、最近中身を入れ替えた際、この「緑の紙」が簡単に取り外せることに(今更)気づきました。
さっそく緑の紙を取ってみる。
ケースにのり付けされているわけでもなく、テープを外すと、するりと抜き取れました。
とてもミニマルになりました。
クリアでシンプル!
一気に自分好みのケースになりました。
よく見ると、ケースにチェックの柄が入ってるんですね。こ、これも知らなかった…!
まとめ:あるのが当たり前すぎて、気づけなかった自分の本音。
緑の紙が外せるとわかって、「じゃあ外そう」と決めた瞬間に、
自分がずっと、この紙を気に入ってなかったことに気づきました。
それまで、そこにあるのが当たり前すぎて、「でもそれ以外は気に入ってるから」と、無意識に本音をスルーしつつ使い続けていたんだなあ、と、ちょっとびっくりです。
「些細なことなんだから、すぐに変えてしまえばいい」のに、
「些細なことだからこそ、その程度でいちいち気にするのも…」
という、つい本音を我慢する癖が、まだまだ残ってるんだなあ、と。
この「変な我慢癖」も、長年、自分の首を絞めてきたガラクタのひとつなので、少しずつ手放していきたいところです。
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