みにまるなひげ

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「洗たくマグちゃんL」8ヶ月使用レビュー。洗剤いらずで生乾き臭対策にも◎

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長年の悩みである、洗濯物の生乾き臭。

液体洗剤から粉洗剤、石けん洗剤、酸素系漂白剤まで、いろいろな洗濯洗剤を使ってきたけれど、主にタオルにつきがちな生乾き臭はどうしても避けられず。。

一番即効性と効果を感じたのは、過炭酸ナトリウムを溶かしたお湯(40度くらい)に2時間くらいつけ置きしてから洗濯することなのですが、時間と手間がかかるのが辛いところ。

「他に手軽でシンプルな方法はないか」と、あれこれ模索しているうちにたどり着いた「洗たくマグちゃんL」を現在試し中です。

週2ペースで使用し、2024年8月時点で8ヶ月が経ちました。

結論としては生乾き臭に効果を感じるので継続決定です。使い方もとてもラク。

我が家での使い方や感想をまとめました。

「洗たくマグちゃん」とは


▲「洗たくマグちゃんL」。開封するとこんな感じ。

宮本製作所「洗たくマグちゃんLとは、メッシュ生地のネットの中に高純度のマグネシウム粒がたくさん入ったアイテムです。

使用方法は、洗濯を始めるときに、洗濯機の中にポンと入れるだけ。使用後は、他の洗濯物と同様に、洗濯バサミなどで吊るして乾かせばOKです。

マグネシウムを水に入れることで「水せっけん」となり、汚れを落としてくれる仕組みなのだとか。

洗剤なしでマグちゃんのみでの洗濯でもいいし、洗剤と併用する場合は半量でも充分だそう。

マグちゃんシリーズには粒の量や用途によっていくつか種類がありますが、私が使っているのは「洗たくマグちゃんL」(マグネシウム140g)。

 

・1個で洗濯物3kg(水量45L)まで

・洗い15分以上を推奨

・洗濯後は良く乾燥させる

・動物性繊維(ウール、シルク、カシミア等)には使用しない

・洗剤、柔軟剤、酸素系漂白剤の併用可

・塩素系の漂白剤の併用は控えること

・縦型全自動もドラム式も二層式もOK

・乾燥機OKだがメッシュが縮む可能性あり

・1日1回、約1年の使用(300回ほど)で交換を推奨

・1年ほど使用すると、マグネシウムが減って汚れ落ちが悪くなるため、その時は1個追加する

・洗濯排水も環境にやさしい


マグちゃんを捨てる場合も、庭やプランターがある家庭なら、中身のマグネシウム粒を土の中に入れてあげると、ミネラル分として自然に還るため、環境にも優しいとのこと。

使い続けるうちに、洗濯物の汚れや生乾き臭だけでなく、洗濯槽や排水ホースの汚れも綺麗になっていくそうです。

使い方


▲シャープ縦型全自動洗濯機の「ガンコ汚れモード」で回してます。


我が家の洗濯機は縦型の容量7kgタイプです。

だいたい半分以下(3kgくらい)で洗っているので、「洗たくマグちゃんL」1つでOK。


▲てのひらサイズ。厚めの洗濯ネットのような触り心地。中にBB弾っぽいサイズ感の粒がジャラジャラとたくさん入っているのがわかります。


普段洗剤を入れるタイミングで、洗濯機にマグちゃんを投入します。

洗剤なしのマグちゃんのみでもOKで、洗剤を入れる場合は半量で良いそう。

私はまだマグちゃんのみの勇気がなく、なんとなく石けん洗剤(液体「シャボン玉スノール」)を半量入れてます。柔軟剤や漂白剤は不使用です。

水せっけんができるまで少し時間が必要なので、通常モード(洗い10分)よりは、洗い15〜20分くらいに設定を変えて洗濯すると効率良し。

私は「ガンコ汚れモード」(洗い20分)に変更して洗濯しています。


▲洗濯物は、外干しでなく浴室乾燥機(3〜4時間)で乾かしてます。


洗濯を終えたら、他の洗濯物と一緒に、洗濯バサミなどで吊るして乾かしてあげれば完了です。(濡れたままだとマグネシウムが小さくなるペースが早まってしまう)

8ヶ月使用した感想

タオルの生乾き臭が大きく軽減

マグちゃんを使い始めた頃、すでに生乾き臭がしっかりついていたタオルが何枚かありました。

3ヶ月経つ頃に、タオルを使ってもニオイが気にならないことに気づいて感動。

当初はタオルを新調してからマグちゃんを使い始めようか迷っていたのですが、マグちゃんの威力を知る良い実験になるのでそのまま使い続けていました。結果大正解。今もそのタオルは現役です。

ただ、そのタオルだけ、乾くとかなりバリッと硬めに仕上がります。柔軟剤の有無かとも思いましたが、種類の違うタオルは柔らかいままなので、タオルの古さや質にもよるのかも。

個人的にはふわふわよりパリッとしてるほうが水の吸い込みが良い気がして好きなので問題ないのですが、それにしてもバリバリしている。

他の衣類は柔軟剤いらずの普通の柔らかさです。

洗濯槽のにおいの変化

マグちゃん使用1ヶ月目の頃、いつもならムワッとこもったニオイがする洗濯終わりの洗濯槽から、さっぱりした清涼なにおいを感じました。

穴あり槽の場合、マグちゃんによって洗濯槽の汚れが取れ、洗濯物に付く可能性があるそうですが、我が家の場合は穴無し槽なので、目に見える変化は良く分からず。

洗濯量によってムラを感じることも

「マグちゃんL」1個の許容を超える3kg以上の洗濯をすることもあるせいか、スッキリしたにおいの時と、こもったニオイの時と、ムラを感じることもあります。

8ヶ月経って、中のマグネシウム粒も減ってきた(小さくなってきた)気がするので、1年経つ頃にもう1個買い足して2個使いしてみる予定です。

使うのも手入れも保管もラク

洗濯機にそのまま入れるだけ、終わったら干して乾かせばOKというシンプルさ。

手も汚れず、洗剤ボトルに比べてもかさばらないサイズなので保管もラク。軽い点も◎です。

金属臭無しの無香料で香りスッキリ

「マグネシウム」と聞いて、洗濯物に金属臭がつかないのか心配でしたが、それも全くなし。

無香料なので、洗濯物はそれぞれ本来の布の香りがします。

香りが強い洗剤が苦手なので、この点もありがたい。

洗濯量や洗濯頻度によってはコスパが気になるかも

気になる点を挙げるとしたら、価格が高めなところ。

洗剤いらずでOKなぶん、洗剤・柔軟剤・漂白剤にかかっていたお金をマグちゃんに回すと考えると、我が家の洗濯ペースなら悪くないコスパだと感じるのですが、

洗濯物が毎回3kg以上あったり、洗濯頻度が高い家庭だとコスパが悪そうな気がします。

まとめ|即日効果を求めず気長に続けるのがポイント

実はこの「洗たくマグちゃんL」を買ったのは2022年でして、当時数回だけ「マグちゃん+液体洗剤(半量)」で洗濯したのですが、生乾き臭の改善がイマイチ感じられなかったので使うのをやめていました。

そうして放置している間に、マグちゃんについて書かれた本「医師が教える!マグネシウムのすごい力」を読んでみたところ、洗濯ホースの中が汚れた状態から綺麗になるまで、マグちゃんを100回使った場合のビフォーアフター写真が載っているのを発見。

「10回」でも「50回」でもなく「100回」ということは、「即効性を求めるのでなく、気長に使い続けることが必要なのか!」と気づき、今年(2024年)から再び使い始めた次第です。

8ヶ月経った現時点でのマグちゃん使用回数は60〜70回くらい。引き続き継続して様子を見ます。

最近愛用している入浴剤のエプソムソルトもマグネシウムですし、使っている天然塩にもマグネシウムが。マグネシウム、なかなか万能です。

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