みにまるなひげ

引っ越しの多いミニマリスト漫画家「ひげ羽扇」のブログ。


パナソニックの創業者。「松下幸之助歴史館」に行ってきました。【パナソニックミュージアム】

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先日、大阪府門真市にあるパナソニック株式会社へ行ったところ、広大な敷地の一角に「パナソニックミュージアム」なるものを発見。

観てきました。

誰でも無料で観ることができます。

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京阪電車・西三荘駅前の歩道沿いにあるパナソニックミュージアムには「松下幸之助歴史館」と「ものづくりイズム館」の2館があります。

両館とも、誰でも入館料無料で観ることができます。

開館時間は9時~17時、休館日は日曜日と年末年始です。

まずは松下幸之助歴史館から。 

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まずは、パナソニック(松下電器)の創業者「松下幸之助歴史館」から観ていきます。

松下幸之助翁寿像がお出迎え。

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松下幸之助歴史館の前には、松下幸之助さんの像がありました。

1986年、92歳の誕生日に、松下電器産業の労働組合から贈られたものだそうです。

握手の様子に、歓迎のやさしい雰囲気を感じます。

展示は映像以外、写真撮影OKでした。

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受付の方に訊いたところ、パナソニックミュージアムの2館とも、映像以外の展示の写真撮影OKとのこと。

ばんばん撮っていきます。

展示内容は時期によって変わるようです。

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会社併設のミュージアムなので、てっきり展示内容は常に固定なのかと思っていました。

時期によって内容に変化がある様子です。

「経営の神様」松下幸之助94年の生涯。逆境や転機をたどる。

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展示は、松下幸之助さんの誕生を起点に、数々の苦難や転機など、94年の生涯をたどっていく構成になっています。

裕福な旧家に生まれたところから一転、4歳のときに父が米相場で失敗し、破綻。

先祖伝来の家や田畑は売り払われ、松下幸之助さんは9歳でひとり故郷を離れて、商家で丁稚奉公を始める…という、まるで映画や小説のような逆境から展示がスタートします。

苦労から始まる成功物語って、やはり胸が熱くなります。

創業当時の作業場の再現。

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1918年、松下さんが23歳のときに松下電気器具製作所として創業した当時の作業場が再現されていました。

奥は畳敷きの部屋で、手前が土間、作業台は1~2人用程度のサイズ。

作業場というより家です。味があってとても好きです。

松下幸之助さんが実際に使用していた机と椅子。

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こちらは松下幸之助さんが第3次本店所主室で使用していた机と椅子だそうです。

美術館・歴史館などの展示の中で、私が一番好きなのは、本人の直筆文字やスケッチ、そして実際に使用していた道具を観ることなので、かなりぐっときました。

大正~昭和のレトロおしゃれな製品たち。

ここからは、展示されていた多くの製品の中から、特にぐっときた物をUPしていきます。

扇風機。

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大正6年(1917年)製の扇風機。松下さんの会社が作ったのは、台座と脚部分とのこと。

子供も大人もうっかり手を入れて事故りまくりそうですが、とてもおしゃれです。

アイロン。

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昭和2年(1927年)のアイロン。

アイロンって初期から舟形だったんですね。当時から現在までほとんど形が変わってないというのがすごいです。

電気ストーブ。

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昭和3年(1928年)製の電気ストーブ。

現在の電気ストーブ以上にシンプルでおしゃれだと感じました。

ラジオ。

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昭和6年(1931年)製のラジオ。

めちゃくちゃお洒落。インテリアとして飾っておくだけでも映えます。

洗濯機。

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昭和29年(1954年)製の洗濯機。

古さを感じないデザインにびっくりです。平成初期に私の実家にあった二層式洗濯機よりもお洒落。

掃除機。

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昭和33年(1958年)の掃除機。

シンプルでコロンと丸いデザインが可愛いです。

近年の掃除機に比べ、メカっぽい武骨さがなく、女の子が好みそうです。

まとめ。

パナソニックの創業者であり、「経営の神様」と呼ばれていて、「PHP研究所」を設立したのも松下幸之助さんだというのは知っていたのですが。

生い立ちや戦時中の苦労など、逆境や経営の苦労の歴史は今回初めて知りました。

大企業ってなんだか無機質な印象があって、人間らしい熱をあまり感じられなかったりするのですが、大企業になる前の、創業者や会社の歴史を知ると、人間味がとても溢れていて、一気に親近感がわきます。

古臭さを感じさせない製品デザインも印象的でした。

【公式】松下幸之助歴史館

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