2015年に物だらけの環境から断捨離を始めて、8年半が経ちました。
服も本も家具家電も、あらゆるものを手放しましたが、「靴」もそのひとつです。
元々おしゃれに疎いタイプなので、持っていた靴も少ないほうだと思うのですが、それでも常時5〜8足くらい持っていました。
価格帯は数千円のものから数万円のものまでさまざまです。
それらを売ったり捨てたりして、近年は(途中、ショートブーツなど試してみたりしつつ)全3足で落ち着いています。
私が靴を選ぶ基準は以下の4つです。
・軽い
・疲れにくい
・靴ずれしにくい
・シンプルなデザイン
合わない靴だと、靴擦れしたり、足の裏やつま先が痛すぎて何度も座って休憩したり…。買い物や旅行に集中できなくなってしまいます。
そのため、「2〜3時間歩き続けても平気な靴」というのは大事なポイントです。
また、少ない服と靴で着回していくため、「スカートに合う」「カジュアルすぎない」「つま先が見えない」というデザインも重視しています。
今回は「女性ミニマリストが愛用する靴、全3足」についてまとめました。
- 【スニーカー】ナイキ「ウィメンズ タンジュン」
- 【パンプス】ヴェリココ「3WAYストラップパンプス」
- 【サンダル】アルコペディコ「メッシュシューズライト」
- 断捨離による、靴に関する変化4つ
- まとめ:理想は「履いてることを忘れる」靴。
【スニーカー】ナイキ「ウィメンズ タンジュン」
2018年からリピートし続けているナイキの「ウィメンズタンジュン」。2024年2月現在で4代目を愛用中。
軽くて歩きやすいので普段の外出はこればかり履いています。シンプルなデザインで、カジュアルになりすぎない点もお気に入り。
メッシュ地なので軽くて蒸れにくいですが、雨の日は爪先にすぐ水が染みるのが難点。私の場合、雨の日はパテント調のパンプスを履くようにしています。
1〜2年くらいで親指部分に穴が空いたり、かかと部分に入っている芯が傷んだり、靴底の溝がすり減って滑りやすくなるので、買い替えています。
【パンプス】ヴェリココ「3WAYストラップパンプス」
2016年あたりから愛用している、マルイのヴェリココ「3WAYストラップパンプス」。
履き始め初日から靴ずれしなかったパンプスは人生で初めて。感動して以来、リピート購入しています。(*素足だと時々靴ズレするので、ストッキング着用がおすすめ)
2〜3時間歩き回っても足が疲れない点も相性良し。
いろんなデザインのパンプスがありますが、私の足はかかとが靴からパカパカと脱げやすいので、アンクルストラップ付きが必須。これで走れます。
パンプスを選ぶ時、雨の日も気にせず履けるよう、近年はできるだけパテント(エナメル)調のものを選んでいます。
ヒールの高さは7cm以内、色は肌馴染みの良いピンクベージュを選ぶことが多いです。
【サンダル】アルコペディコ「メッシュシューズライト」
2017年から愛用しているサンダル、アルコペディコの「メッシュシューズライト」。
朝のゴミ出しや届いた荷物の受け取りで、ささっと脱ぎ履きしたい時に重宝しています。爪先が出ない上品なデザインがお気に入り。
吸い付くようなインソールとメッシュの柔らかいフィット感が気持ち良いです。
口コミによると、「ワンサイズ(0.5センチ)大きめを買うとちょうど良い」そう。
私の場合、購入当時自分の足のサイズを誤認しており、1サイズでなく2サイズ大きいものを購入したせいか、走ったり長く歩くのには全く向きません(前にすっぽ抜ける)。
もう少し外歩きしやすいものに買い替えようかな、と何度か考えたことはあるのですが、元気が出る色と履き心地が好きで、気がつけば(2024年で)7年経ってます。
断捨離による、靴に関する変化4つ
1.自分の正しい足のサイズを知った
断捨離以前は、自分の足は「幅広」で「甲高」だと思っていました。
そのため、ゆとりのあるサイズが足に優しいと考えて、選ぶサイズは毎回24.0cmかLサイズ。
ですが、その後調べるうちに、真のジャストサイズな靴とは、「キュッと足が締まるフィット感」かつ「足が痛くならない」ものらしい、と知りました。
私の場合は23.5cmです。
さっそく、同じブランドのパンプス(ヴェリココ)で23.5と23.0を購入し、日常使いで履き比べ。
結果、私のジャストサイズは23.5cm(らしい)と判明しました。
23.0は履き口が靴ずれしたり爪先が痛くなってしまい、短距離の往復が限界でした。
2.靴べらを使うようになった
2019年から、靴べらを使うようになりました。
それまでは、スニーカーもパンプスも、気にせず靴のかかとを踏んでから履くという、ワイルドスタイル(ズボラともいう)。
靴べらは夫のものを一緒に使っています。木製のもので、メーカー不明。
当初は使い方がよくわからず苦戦してました。
靴べらを使うようになったことで、スニーカーが履きやすくなったと同時に、かかと部分をできるだけ潰さず履けるため、靴が傷みにくくなりました。
3.靴紐がほどけにくい結び方を学んだ
YouTube動画で「イアンノット結び」を覚えました。
それまでは、歩いてるうちに何度も靴紐がほどけては結び直す、の繰り返し。
イアンノット結びを習得して以来、「うっかり紐を踏んでしまった」とか「ロングスカートに紐が引っかかった」以外ではほどけなくなり、小さなストレスが減りました。
4.毎回靴紐を結び直すようになった
以前はつい面倒くさくて、靴紐を結びっぱなしのまま履いたり脱いだりしていました。靴を大事にできていない典型パターンです。反省。
ちょっとしたことですが、これが習慣になるだけでも、靴と同時に自分のことも大事にできているように感じて、ほんのり嬉しくなります。
人と一緒にいる時は、相手を待たせないよう少し焦りますけども。
まとめ:理想は「履いてることを忘れる」靴。
・軽い
・疲れにくい
・靴擦れしにくい
・シンプルなデザイン
以上「女性ミニマリストが愛用する靴、全3足のまとめ」でした。
今の3足で落ち着くまでの間、パンプスやショートブーツなど、ブランドやデザインに惹かれて買った靴もありました。
とても気分が上がるものの、「歩くため」というより「魅せる」靴。足が痛くなりやすかったため手放していき、今に至ります。
長く使ううちに馴染んでくるのかもしれませんが、やはり最初のひと履き目からノーストレスで歩き回りたいのが正直なところ。
とはいえ、サンダルの例のように、今の靴たちが欠点なしの完璧な布陣というわけでなく、今でも試行錯誤の途上です。
もし他の靴を迎えるとしたら、今一番試したいのは、(セミ)オーダーメイドの靴。もしくは靴選びのプロ、「シューフィッター」さんに選んでもらう靴です。
理想は「履いてることを忘れる」こと。今の靴たちを愛用しつつ、これからも履き心地の良い靴をのんびり模索していきます。