2015年に物だらけの状態から断捨離を始めて6年がたちました。
気づけばミニマリストになっていた私ですが、これが初の断捨離だったわけではなく、それ以前に何度も断捨離に挑戦してはリバウンドしています。
読書好きな私は、持ち物や仕事、人間関係などを減らす過程で、たくさんの本にヒントをもらってきました。
今回は、その中でも特に効果的だった本を厳選して、「女性ミニマリストが心からおすすめする、強力なミニマリスト本・断捨離本5選」をご紹介します。
- 1.「新・ガラクタ捨てれば自分が見える」カレン・キングストン著
- 2.「超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか?」千田琢哉 著
- 3.「友だちをつくるな」千田琢哉 著
- 4.「フランス人は10着しか服を持たない」ジェニファー・L・スコット著
- 5.「ぜんぶ、すてれば」中野善壽 著
- まとめ:共通点は「持ち物を減らすと勝手に運気が上がる」。
- 関連記事はこちら。
1.「新・ガラクタ捨てれば自分が見える」カレン・キングストン著
この本のおかげでリバウンドなしの断捨離に成功。気がつけばミニマリストになっていました。
「断捨離すべきガラクタの真の見極めかた」や「ガラクタを放置すると人生にどんな悪い影響があるのか」「ガラクタがある場所によってどんな運気に影響するのか」が、風水や読者の経験談をまじえながら具体的に書かれています。
人々が「ガラクタ」を片付けようという気になるためには、それがどれほど悪影響を与えているのかを理解しなくてはなりません。(136ページ)
この本を読んで、自分がいままでやってきた断捨離がいかにヌルかったのかを痛感。読んでる途中で思わず断捨離を始めてしまうほどパワフルです。
サブタイトルに「風水」とありますが、本書で紹介されているのは、足し算する風水ではなく、引き算する風水です。
それまで保管してた大量の本も本棚も断捨離し、読み終えた本はすぐに手放すようになった私ですが、カレンさんの本2冊だけは今も保管しつづけています。
2.「超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか?」千田琢哉 著
物が減っていくにつれて、仕事環境や仕事の仕方も断捨離したくなってきます。
本書では、「長期的に成功し続けている人の共通点」や、「シンプルな働き方と考え方」、「机の上が汚いままのビジネスパーソンたちの末路」など、仕事についての断捨離術がまとめられています。
経営コンサルタントとして3,000人以上のエグゼクティブと対話してきた経験から語られる内容も興味深いのですが、それ以上に、著者自身がとてもシンプルで自由な生き方をしている点にめちゃくちゃ刺激を受けます。
仕事でウツになって2015年に休養した私の机の上は、まさに物だらけ、ガラクタだらけ、作業スペースは極少でした。さらには長時間労働、睡眠不足、不摂生というフルコンボだったので、本書の内容がグサグサ刺さりまくりました。
この本を読んで以来、机の上だけでなく、仕事の断捨離もするようになっています。
本の装丁もシンプルで美しいですが、文章も簡潔で明快。説得力5割増しです。
3.「友だちをつくるな」千田琢哉 著
断捨離を続けていると、自然と人間関係を見直すタイミングがやってきます。
不要な持ち物を見極めるのも大変ですが、人間関係の断捨離はもっと難しいですよね。
そんなとき、本書が「本当に付き合うべき人」や「我慢して付き合ってはいけない相手」の見極めかたを教えてくれて、人間関係の断捨離の背中を強く押してくれます。
「苦手な相手にも良い部分がある」とか「嫌いな相手と付き合うことも勉強のうち」、といったキレイゴトをすべて簡潔に一掃してくれる本です。
一見冷たくみえるタイトルかもしれませんが、真面目に頑張っているあなたにとっては人間関係のストレスを癒してくれる内容ばかり。
お人好しなタイプや周りに振り回されがちな人は、特に気持ちが楽になりますよ。
ちなみに人間関係の断捨離をすると、人間関係の運気もUPして、あなたにとって素晴らしい人たちとのご縁が増えていきます。
4.「フランス人は10着しか服を持たない」ジェニファー・L・スコット著
服を断捨離するときに助けになってくれたのがこの一冊です。
家の中身は人に見せる必要がないのでどんどん減らしていけますが、日常的に人に見られる服となると、人目が気になってしまい、どのくらい減らすか迷いがちに…。
自分にとってはベストな枚数でも、周りの人たちから「同じ服ばかり着てる」とドン引きされてるんじゃないか、なんて自意識過剰になって、断捨離の手も鈍ります。
そんなとき勇気をくれるのがこの本です。シンプルで自然で、あくまでも自分軸。それこそが「おしゃれ」だなと安心させてくれる一冊です。
服だけでなく、食事内容のシンプルさや時間の使い方にもヒントがたくさん。
ベストセラーになったことで、「もっと服を減らしたい!と思ってる人がたくさんいるんだな」と感じられる点も、さらに自分の思うまま服を断捨離する後押しになります。
5.「ぜんぶ、すてれば」中野善壽 著
持ち家も車も高い時計も高い服も持たない。貯金もしない。プライベートから仕事まで、所有にこだわらない経営者の生き方が具体的にまとめられています。
出版の依頼はすべて即決で断り続けてきたという伝説の経営者が、初めて依頼を受けたという貴重な一冊です。
そんな著者なので、経営の難しい話なんて一切なし。物を持たない生き方の自由さを伝えることにフォーカスされています。
タイトルからして気持ちいいほど「どシンプル」ですが、中身の文章も文字量も「どシンプル」。その軽やかさに刺激を受けて、さらに断捨離がはかどります。
まとめ:共通点は「持ち物を減らすと勝手に運気が上がる」。
以上、「女性ミニマリストが心からおすすめする、強力な断捨離本5選」をご紹介しました。
ミニマリストになる過程で大きく影響を受けた順でもあります。かなり厳選しました。
実際に、持ち物が減るにつれて、仕事や人間関係、お金の使い方、食事なども自然と見直したくなり、いろんなことがどんどん好転していきます 。
さらには掃除も引越しもラクになるので、ストレスも減って身軽になり、自分のための自由な時間が増えるという好循環。
断捨離に何度もくじけた人や、仕事や人間関係に行き詰まっている人に特におすすめの5冊です。