2015年に物だらけの状態から断捨離を始めて6年半。
大きな家具から小さな雑貨まで、たくさんの物を手放してきました。
車を持たず、女性の一人暮らしだったこともあり、「大きい・重い・大量」なものを中心に、色んな業者さんの手を借りて断捨離してきています。
今回は、
1.売る
2.無料回収
3.有料回収
に分けて、「女性ミニマリストが使っている断捨離サービス7つ」をまとめました。
*売る
物の断捨離でおすすめなのは「売る」ことです。
・ゴミにしなくて済む
・次の利用者が喜ぶ
・自分のお財布が暖まる
という好循環が生まれます。
【宅配買取】ネットオフ
まずは本やDVDなどの買取サイト「ネットオフ」から。
大量に本やDVDがあった頃は、まとめて一気に処分したくて何度も利用していました。
【宅配買取】ネットオフ
・本、CD、DVD、ゲームソフト
・ブランド品、楽器
・宅配買取
・ネットから申込
・銀行口座に入金
宅配買取は本30冊、ソフト類だけなら3本から。適当なダンボールに詰め込んで、あとは集荷にきてくれるのを待つだけです。
1冊だけ、1本だけでも送れる「ポストにポン買取」もありますが、個人的には少量なら自力でメルカリに出品するのが、より高く売れやすいのでおすすめです。
他にブランド品や楽器、フィギュア、スマホなども買取してくれます。私はブランド財布と楽器を買い取ってもらいました。
【宅配買取】ラクウル
つづいて電化製品の買取サイト「ラクウル」(旧ソフマップ)です。
大手のビックカメラグループということで、主に個人情報が心配なパソコンを売りたいときに利用していました。
【宅配買取】ラクウル
・パソコン、ゲーム機、他電子機器
・宅配買取
・ネットから申込
・銀行口座に入金
適当なダンボールに梱包して、集荷を待つだけ。
スマホや家電、カメラなど、電子機器を中心に買取されていて、私はビデオカメラ、デジカメ、パソコン、ダイソン掃除機、ゲーム機を買い取ってもらいました。
他に楽器、ブランド品なども買取可能なようです。
【自分で出品】メルカリ
つづいてフリマアプリの「メルカリ」です。
大量の物を断捨離し終えてからは買取サービスを使うことが減って、1点ずつ自分で出品しています。
【フリマ出品】メルカリ
・本、DVD、家電、雑貨など色々
・自分で出品
・スマホアプリから
・銀行口座に入金
出品、梱包、発送、購入者とのやり取りなど、手間はかかりますが、欲しい人に直接届くぶん、買取サイトよりも高く売れることが多いです。
特に発売して間もない本なら、ほぼ定価で売れる場合も結構あります。
だいたいの物は匿名でやり取りできるのも安心かつ気軽で気に入っています。
【店頭買取】ブックオフ
つづいて本やDVD買取の「ブックオフ」です。
ネットオフを利用するほどの量がなく、メルカリで買い手がつかなそうな物や、出品作業が手間に感じるときは、ブックオフの店舗に持っていって買い取ってもらっています。
【店頭買取】ブックオフ
・本、CD、DVD、ゲームソフト
・お店に持込
・事前連絡は不要
・現金手渡し
1冊数十円という場合も多いですが、捨ててしまうよりは個人的に気が楽です。
私はもっぱら店頭持込で利用していますが、ネット申込による宅配買取も可能で(»【ブックオフのネット宅配買取サービス )、ブランド品、靴、電子機器、楽器など色々取り扱っているようです。
*無料回収
売れない物や気軽に捨てにくい物の中には、無料回収してもらえる物も結構あります。
【宅配回収】リネットジャパン
不要なパソコンを無料回収してくれる「リネットジャパン」。
以前は「ラクウル(旧ソフマップ)」を使っていましたが、リネットジャパンを知ってからはこちらを利用しています。
【無料回収】リネットジャパン
・パソコン、小型家電
・宅配回収
・ネットで申込
国認定のサービスだから安心して使いやすいというのもありますが、なにより、「回収したパソコンは物理的に壊された上で、素材ごとにリサイクルされる」という点が個人的な安心ポイントです。
適当なダンボールに詰めて、集荷を待つだけ。
「パソコンを含む1箱が無料」なので、キーボードやマウス、ケーブル類などの周辺機器も一緒に梱包しておけば、そのまま回収してくれます。
自分でデータ消去できない場合は、データ消去してもらえるオプションもあり(別料金)。
ちなみに、有料にはなりますが、「小型家電のみ」でも回収してもらえます。ダンボールに詰め放題で、1箱1,650円(税込)です。
私は壊れたパソコンと外付けHDDを回収してもらいました。
【自分で持込】地域の小型家電回収ボックス
▲さいたま市の小型家電回収ボックス。ちなみに愛媛県松山市のボックスは緑です。
自治体が設置している「小型家電回収ボックス」も無料で利用できて便利です。
ドライヤー、携帯、付属ケーブル、電池など、ボックスに入る小型家電系の物ならだいたい回収してくれます。
【無料回収】小型家電回収ボックス
・小型家電、電池
・自分で持込
・申込不要
設置場所は図書館やショッピングモール、市役所など色々。誰かとやり取りする必要のない無人ボックスなので、好きなときに持っていって投入するだけ。気軽に使えます。
私は電卓や固定電話用のケーブル、電源タップなどを回収してもらいました。
不燃ゴミの収集日を待たなくても、買い物ついでに処分できるところが気に入っています。
*有料回収
売れない、無料回収不可、1人で運べない、引っ越し直前で時間がない、といった場合の最終手段。こちらからお金を払って回収してもらいます。
【出張回収】地域の不用品回収業者
自宅まで来てくれて、重いものから大量のゴミまでサクサク運び出して持っていってくれます。ドアから出せない組み立て家具の場合は解体もおまかせという頼もしさ。
【出張回収】地域の不用品回収業者
・家庭ごみ、粗大ゴミなど色々
・出張回収
・電話で依頼
・基本は現金払い
家具家電から自転車、朝に捨てそびれた可燃ゴミまで、ほぼなんでも回収していってくれます。
不用品回収業者のチラシやホームページってなんだか古くて怪しげなところも多いので警戒してしまいますが、私の場合は以下を確認してから利用するようにしています。
・自治体の認可を受けている
・利用者の口コミ
・ホームページの雰囲気
・ブログや活動実績
・料金表
自治体の認可については、お住まいの役所のホームページ内に「認可済みの廃品回収業者一覧」が掲載されていることがあります。まずは「〇〇市役所 不用品回収」といったワードでネット検索してみるのがおすすめです。
一括見積もりサイトを利用するよりは、ネット検索で1軒1軒調べるほうが個人的には良心的な業者に当たりやすい気がして好きです。
中には許可なく営業している悪徳業者もいるようなので、車でゆっくり巡回している回収業者は利用せず、チラシだけを見て利用しないように気をつけています。
訪問見積もりは無料が基本で、回収料金は物によって違う場合と、「軽トラ積み放題1万5千円」など定額の場合があります。
私の場合、愛媛県松山市では「資源センター松山」(ホームページが古風で心配になりますが、何度もリピート利用しています。即日で来てもらえることが多かったですが、土日祝は忙しそう。田舎ならではの気さくなおっちゃんが1、2人でサクサク作業してくれます)を、
埼玉県北部では「べんりやハッピー」(急いでいたとき、察してスケジュール調整してくれて1週間くらいで来てもらえました。3〜4人で静かかつ丁寧に作業してくれて好印象でした)を利用していました。
まとめ:処分に手間がかかる物は買わなくなりました。
以上、「女性ミニマリストが使っている断捨離サービス」をご紹介しました。
断捨離が進むにつれて、処分に手間がかかるものはほとんど手放し尽くしたので、去年2021年に利用したのはメルカリのみ(本と小型家電)。
一人暮らしの引っ越しを重ねるうちに、ごみ袋に入らないサイズの物は買わなくなっていきました。
ゴミ袋に入るサイズということは、ダンボールに入るサイズでもあるわけで、引っ越しの際の処分がラクになるだけでなく、荷造りもラクになります。
もしゴミ袋に入らないサイズの物を買う場合は、「不要になった時に宅配買取やメルカリで売れるかどうか」、売れなさそうな物の場合は「自分ひとりでゴミ捨て場まで運べる重さと大きさかどうか」を考えるようにしています。
手放すときのことを考えて買うことで、手放すための時間やお金がかからなくなるだけでなく、結果的に自分が出すゴミも減るため、自然と環境にも優しくなれます。