2015年に物だらけの環境から断捨離を始めて8年半。
気づけばミニマリストになっていて、物欲も所有欲も減りましたが、少ないなりに、今でも買い物を楽しんでいます。失敗したり、飽きたり合わなかったり、試行錯誤も相変わらずです。
この記事では、「ミニマリストが最近(2023年12月)買ったもの、試しているもの、読んだ本」など、雑記をまとめています。
【最近買ったもの】温湿度計
11月に試し始めた断冷カーテン。窓に貼ることで、部屋の暖かさが窓ガラスやサッシから外に逃げるのを防いでくれるらしく、さっそく部屋が冷えやすいリビングの窓に貼ってみたところ、確かに体感でわかるくらい温かみを感じます。
そうなると、エアコンの暖房効率が本当に良くなるかどうかも検証したくなるわけで、100均で温湿度計を買ってきました。
環境省が推奨している冬の室温は20度。現状の我が家のリビングの場合、エアコンの設定温度25度で、室温が20度に保たれています。
断冷カーテンがなかった過去の冬は、エアコンの設定温度を一番寒い時期で26〜27度にしていました。
このまま設定温度最大25度までで1、2月も乗り切れるかどうか、温湿度計をチェックしながら様子見です。
【最近試しているもの】ウタマロクリーナー
ここ数年、洗濯や掃除について、もっと「シンプル」「安心」「ラク」なものにできないか試行錯誤しています。
最近試しているのは、ウタマロクリーナー。これ一本で、服のシミ落としから家中の掃除まで幅広く使えます。
素手で使えるというのも魅力。(*敏感肌の場合は手袋推奨です)
・服の黄ばみ落とし
・コンロの油汚れ
・蛇口周りの水アカ落とし
・トイレ掃除
をしてみたところ、どれも汚れ落ちが良くて好印象です。
「さわやかなグリーンハーブの香り」で、台所に使うと、残った香りが料理の香りと混ざる点が少し悩ましいところ。
トイレや洗面台など、キッチン以外の場所にあちこち使っています。
【今月の1冊】「今日、誰のために生きる?」SHOGEN×ひすいこたろう 著
12月の1冊は、「今日、誰のために生きる?」(ひすいこたろう×SHOGEN 共著/廣済堂出版 刊)です。
ペンキ画家のSHOGENさんが、絵の勉強のために滞在していたタンザニアのブンジュ村。村の人々から学んだ、幸せに生きる考え方の数々と、ひすいこたろうさんによる解説がまとめられています。
「休む時間を削ってまで、仕事をしているところを誰かに見られたら恥ずかしいよ」(55ページ)
まずは自分の心を満たさない限り、本当の意味で誰かの力にはなれない。
そして、満たされない人が、人のために何かをしようとしたとき、必ずトラブルが起きる(73ページ)
ブンジュ村の人々の言葉がどれもこれも心に刺さりまくります。
実際に村で生活することになったら、不便さに泣く自信がありますが、「気持ちや時間のゆとりをたっぷり持つ」「毎瞬目の前のことに集中する」など、精神面や仕事への向き合い方は「ぜひそうありたい」と思うくらい理想的。
特に、時間の使い方や仕事に対する姿勢については、断捨離を始めて以来ずっと目指していることなので、本書を読んであらためて目標を再確認。背中を押してもらえました。
生き方を見直す刺激にもなりつつ、読むだけでほっこり幸福度も上がる、魅力的な一冊です。