2015年に物だらけの状態から断捨離を始めて8年半。
気づけばミニマリストになっていて、物欲も所有欲も減りましたが、少ないなりに今でも買い物を楽しんでいます。失敗したり、飽きたり合わなかったり、試行錯誤も相変わらずです。
この記事では、「ミニマリストが最近(2023年11月)買ったもの、試していること、読んだ本」など、雑記をまとめています。
【最近買ったもの】湯たんぽ
湯たんぽを使い始めました。
冷え性がひどくなっているようで、まだ10月だというのに毎日レッグウォーマーを履いていると書いたのは前回(10月)の雑記でのこと。
11月は例年と比べても、まだまだ暖かいはずの気温なのに、エアコン暖房を使いたくなるほど寒く感じます。
去年エアコン暖房を使い始めたのは12月。11月早々から使い始めるなんて、冷え性的にも電気代的にも先が思いやられます。
とはいえ冷えるものは冷える。。そこで、湯たんぽを投入してみました。
選んだのはダイソーの湯たんぽ(550円/税込)です。
トタン湯たんぽを作っている老舗「尾上(おのえ)製作所」の名前が入ってます。それだけで安心感高し。
カバーは別売りです(220円/税込)。
初体験の湯たんぽ。さっそく使ってみたところ、これがもうめちゃくちゃ暖かい…!
寝る時は布団の足元に、部屋で過ごすときは太ももの上やお腹、足首の上などに置いて、ときどき冷えた手をのせたりしながら過ごしています。空気を乾燥させずに使えるというのも嬉しいポイント。(*低温やけどには注意)
エアコンをつけるほどではない微妙な寒さの時期はもちろん、本格的な冬の補助的あったかアイテムとしても重宝しそう。
【最近試していること】断冷カーテン
10月から基礎体温を上げるための温活を始めているのですが、こんなに肌寒く感じる原因は自身の冷え性だけでなく、部屋自体も冷えやすいのではと思い、日陰になりがちなリビングを中心に断冷カーテンをつけてみました。
▲材料はすべて100均で集めました。初挑戦なので気軽なところからスタート。
プチプチやナイロンカーテンを、窓に掛けたり貼り付けたりするだけというシンプルな作業です。
▲普段閉めっぱなしの場所は、木枠(額縁)にマスキングテープで貼り付け。
たったこれだけなのですが、体感でもわかるくらい部屋が暖かくなります。
「部屋の暖かさの50%は窓から逃げる」らしいのですが、なるほど納得です。
普段開け閉めする窓でないなら、木枠(額縁)にプチプチや断冷カーテンを貼り付けて、窓ごと塞いでしまうほうがより効果を感じます。
本格的に寒くなってからも、エアコンの設定温度を例年より抑えられるかもしれない。暖房費の節約にも期待大です。
【今月の一冊】「ヴォイニッチ手稿の秘密」トート/ロナウド・マルティノッツィ著
11月の一冊は「ヴォイニッチ手稿の秘密」(トート&ロナウド・マルティノッツィ著/ナチュラルスピリット刊)です。
「ヴォイニッチ手稿」は、1912年にイタリアで発見された、カラーイラスト付きの手書き(手描き)の本。文章は世界中のどこの言語でもない言葉で書かれており、作者も不明だそう。
落書きにしては完成度が高く、言語には規則性や統一感があるため、でたらめ語ではない様子。でもいまだに解読できないという奇書です。
そんな謎多きヴォイニッチ手稿の内容を解説しているのが本書。
他に解読できる人がいないわけなので、この解説が本当なのか、架空なのか、判断することは不可能ですが、そんなことどっちでも良いくらいに、面白くて、興味深くて、浪漫があふれています。こういう本大好きです。
例えば以下。人間が創造される過程での、リラックス状態の定着について。
この場では、地球の海に似た抽出液に入る。ここに浸ることで、脳波はアルファ波状態となり、心身共にリラックスする。
このリラックス状態を覚えさせている。
身体も心もこの状態を覚えているから、日常に疲れた時に、これが戻る状態だと本能的に知る。
この状態を軽視している人間、戻れない人間、また戻る時間が少ない人間は、心身を病むことになる。(p208)
こういった、誰に教えられたわけでもなく本能的に知っている感覚の由来の話も面白く、
ほか、各種動植物がもつ意識の話や、地球(宇宙)における役割の違いについて書かれた部分も新鮮で楽しい。
哲学や神秘、地球や生物の意識の謎といったことに惹かれる人(科学的根拠など気にせず物語として楽しめる人)におすすめの一冊です。
あとがき
以上「最近(2023年11月)の雑記」でした。
寒さも部屋の乾燥も静電気も苦手なので、エアコン暖房や化繊の重ね着に頼りすぎない形で、冬を暖かく過ごしたい…!合わせて電気代の節約になれば最高です。
調べてみると、基礎体温を上げたり、窓に断冷カーテンをつけたりと、手軽な方法がいくつか出てきて、寒さにあらがうための伸びしろはまだまだあったのだな、と感動しきり。
今回の冬は例年より過ごしやすくなるかもしれない。期待しつつ様子見です。