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【実際の日数】確定申告の還付金はいつ振り込まれる?最短日数や曜日など過去9年分の還付スケジュールまとめ。

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▲国税還付金振込通知書が届くとテンションが上がります。

私は在宅フリーランスの漫画家(個人事業主)として、毎年青色確定申告をしています。(税理士さんに丸投げで依頼しています

参考:フリーランスの漫画家が綴る、税理士さんに丸投げの確定申告のすすめ。 - みにまるなひげ


原稿料や印税、デザイン料などが取引先から振込まれるときは、あらかじめ所得税と復興特別所得税が前払いとして引かれているのですが(源泉徴収)、

1/1〜12/31までの1年間の所得に対し、この前払いの税金が多すぎた場合は、翌年の確定申告後に還付金として戻ってきます。

還付金が戻ってくるまでの期間は「約3週間から約1ヵ月半」とされていますが、実際は何日くらいで戻ってきているのか、具体的な日数を知りたいですよね。

というわけで今回は、私の場合は毎回どのくらいの期間で還付されているのか、「確定申告してから還付金が戻ってくるまでの日数、過去9年分(2016年〜2024年)」をまとめます。

国税庁によると還付までの目安は約3週間から1ヵ月半。

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▲出典:国税庁公式サイト

 

国税庁によると、還付金が戻ってくるまでの期間は、約1ヵ月から1ヵ月半程度とされています。

ただし、自宅や税理士事務所から電子申告(e-Tax)した場合は約3週間で還付されるとのこと。

還付金の支払手続にはおおむね1か月から1か月半程度の期間を要することをご理解ください。

※自宅や税理士事務所からe-Tax(電子申告)で提出された還付申告は3週間程度で処理しています(e-Taxで1月・2月に提出された場合は、2〜3週間程度で処理しています。)。

ただし、申告内容が誤っていたことにより、改めて申告書を作成し、提出した場合は、e-Taxで提出した場合であっても、上記期間で処理されないことがあります。
出典:国税庁公式サイト

還付金は確定申告書に記入した本人名義の口座に振り込まれる。

そもそも還付金(前払いしすぎた税金)はどんな形で手元に戻ってくるのかについて。 

確定申告書に、還付金の振込先を書く欄があります。

そこに記入した「本人名義の口座」に還付金が振り込まれます。

旧姓の口座や一部ネット銀行口座では還付金を受け取れない。

本人名義の口座であっても、確定申告書に書いた氏名と、還付用に指定した口座の氏名とで姓が違う場合は還付金の受け取りができません。

また、インターネット専用銀行の一部は還付金振込口座として指定できないため、ネット銀行口座に還付してほしい場合は、受け取り可能な銀行かどうか、事前に確認しておく必要があります。

»【参考】国税庁公式サイト

【過去9年分】確定申告してから還付金が振り込まれるまでの具体的な日数。

私の場合、確定申告してから(土日祝を含めて)何日後に還付されたのか。以下に、具体的な日付と日数を過去8年分まとめました。

2016年:17日後に還付。

2/9(火)に確定申告(電子申告)完了
2/26(金)還付

確定申告してから17日後に還付されています。 

2017年:16日後に還付。

2/22(水)に確定申告(電子申告)完了
3/10(金)に還付

確定申告してから16日後に還付されています。 

2018年:15日後に還付。

2/1(木)に確定申告(電子申告)完了
2/15(木)に還付

確定申告してから15日後に還付されています。 

2019年:17日後に還付。

2/19(火)に確定申告(電子申告)完了
3/8(金)に還付

確定申告してから17日後に還付されています。 

2020年:21日後に還付。

3/2(月)に確定申告(電子申告)完了
3/23(月)に還付

確定申告してから21日後に還付されています。 

2021年:21日後に還付。

2/12(金)に確定申告(電子申告)完了
3/5(金)に還付

確定申告してから21日後に還付されています。

2022年:25日後に還付。

2/17(木)に確定申告(電子申告)完了
3/14(月)に還付

確定申告してから25日後に還付されています。

2023年:18日後に還付。

2/27(月)に確定申告(電子申告)完了
3/17(金)に還付

確定申告してから18日後に還付されています。

2024年:21日後に還付。

2/24(土)に確定申告(電子申告)完了
3/15(金)に還付

確定申告してから21日後に還付されています。

最短15日で振り込まれる(土日祝含む)

電子申告を送信した日から還付金が振り込まれるまでの日数は、2018年の15日後が最短でした。

還付金は金曜日に振り込まれることが多い。

過去8回のうち、2018年の木曜日と2020年2022年の月曜日を除いて、すべて金曜日に振込まれています。

ちなみに2020年については、「3/19(木)に還付(振込)手続き開始」となっていたものの、翌日3/20(金)が祝日だったため、連休明けの3/23(月)入金扱いになったのかな、と考えています。

確定申告を始めて以来、愛媛、埼玉、大阪と住んできて、担当税務署もその都度変わってきましたが、どの税務署も還付金の入金は金曜日が基本のようです。 

「国税還付金振込通知書」が届いた日に振込まれていることが多い。

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確定申告した結果、還付金が発生した場合、後日、還付される額や還付手続開始年月日が書かれたハガキ「国税還付金振込通知書」が届きます。 (このハガキが届くと毎回テンションが上がります。)

私の場合、この「ハガキが届いた日」と「還付金が振り込まれた日」が同じであることがほとんどでした。

まとめ:はやく還付金を受け取りたいなら、1月〜2月中に電子申告するのがおすすめ。

私の場合、還付の最短は15日(2週間+1日)、最長は25日(3週間+4日)でした。

確定申告書は毎年2月中旬から3月中旬の間に提出するものなのですが、還付金が発生することがわかっている場合は、1月から申告できます。

私の場合、税務署がかなり忙しくなる3月をできるだけ避けて確定申告しているため、約2週間半という早さで還付金が戻ってくることが多いです。

2020年は、例年より遅めの3月申告だったことと、金曜日に祝日があったことで、還付は3週間待ち(21日後)の月曜日受け取りかな、と思っていたら、やはりでした。

2021年と2022年は2月に申告したものの、還付は3週間超待ち(21日後と25日後)という遅めの結果に。おそらくコロナ禍による例外的なスケジュールだったのではと考えています。

還付金が待ちきれない人は、ぜひ2月までに確定申告をすませてみてください。

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