断捨離を進めるにつれ、いかに「自分で管理しきれない量のアイテムを所有」していたのか痛感しています。
じゃあ、「どのくらいまでなら管理しきれるのか、分岐点はどこなのか」を今回考えてみました。
説明書を読むのが好きだった子供時代。
子供の頃の好き嫌いには、他人の価値観や常識にとらわれてしまう前の「自分らしさ」が詰まっていると思うのですが。
そんな私は、子供の頃から読書が好きで、ゲームソフトや家電の説明書も、操作がわからないからというより、ただ活字が読みたくて、すみずみまで読んでいました。
それが大人になるにつれ、説明書なんてほとんど読まなくなり、初期設定をしたあとは、すぐにファイルに保管して放置です。
「操作なんて勘でどうにかなるなる!」
年を重ねると、味覚や好みが変化するのと同じで、「そんなものかな」と思っていました。
断捨離するにつれ、説明書を読むようになってきた。
その後、断捨離を始めて家電ががっつり減った今、自然と説明書を読むようになってきました。
どうやら、いままで所有物が自分にとって多すぎて、
「説明書を読む気持ちの余裕」や、
「基本操作以外の機能を知ろうとする好奇心」
がなくなっていたため、説明書離れを起こしていたようです。
その結果、掃除機のパイプが伸びることすら、数年間気づかなかったり。
説明書を読まなくなったら所有量のキャパ超え。
私の場合、説明書を読まなくなったら、管理しきれなくなるサインなんだな、と再確認しました。
断捨離で物を減らすと同時に、物を増やすこともなくなってきた最近ですが、こういう自分なりの「キャパ超えの境界線」を知っておくと、目安になって結構便利です。