2015年に断捨離を始めてから約3年半、気が付けばすっかりミニマリストになっていた私。
身の回りがシンプルになったこともあり、読書をしていると、シンプル・ミニマルに通ずる言葉たちが目に留まるようになってきます。
今回は、そんな読書メモの中から、お気に入りの「シンプル・ミニマルな名言」をまとめました。
- 羽生善治「洗練されるとはどういうことか。それは無駄をなくすこと」
- 羽生善治「今持っている力は早く使い切ったほうがいい」
- ソロー「シンプルに、シンプルに、シンプルに」
- 村上春樹「何かを”求めていない”自分とはそもそもどんなものか?」
- カレン・キングストン「グズグズしていることのほうがよほどくたびれる」
- ピーター・ドラッカー「やめても何も起こらなければ、結論は、直ちにやめよ」
- ウォーレン・バフェット「やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない」
- まとめ
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羽生善治「洗練されるとはどういうことか。それは無駄をなくすこと」
「洗練されるとはどういうことか。
それは無駄をなくすことです。
完全に無駄がなくならないと絶対に美しくはなりません」
(PHP文庫「捨てる力」)
将棋棋士・羽生善治さんの言葉です。
仕事をしていると、つい必要以上に手も時間もかけてしまうことがあるので、そんなときにこの言葉を思い出しています。
羽生善治「今持っている力は早く使い切ったほうがいい」
温存しておこうとか あとで使おうというのはダメで、
今持っている力は早く使い切ったほうがいい。
「最後に力を残しておこうとしても、使う前に終わっちゃうことが多いんですよ」
(PHP文庫「捨てる力」)
こちらも将棋棋士・羽生善治さんの言葉から。
持ち物はすっかりシンプルになりましたが、脳みその中にはまだまだ「たまっているアイデア」が積もっていたりします。
アイデアだけで終わらないよう、アウトプットの大切さを思い出させてくれる言葉です。
ソロー「シンプルに、シンプルに、シンプルに」
「シンプルに、シンプルに、シンプルに。
たくさんのことをしようとするのではなく、2つか3つのことに専念しよう。あえて多くのことに手を出さず、生活をシンプルにすることが大切だ」
思想家エマーソンの弟子、ソローの言葉です。
「2つか3つに専念」なんて、一見単純で簡単そうなのに、やってみると難しく、気づけば6つも7つもやることに囲まれていたりします。
そんなときに読み返す言葉です。
村上春樹「何かを”求めていない”自分とはそもそもどんなものか?」
何かを自由に表現したいと望んでいるなら、
「自分が何を求めているか?」
というよりはむしろ、
「何かを”求めていない”自分とはそもそもどんなものか?」
ということを、そのような姿を、頭の中でヴィジュアライズしてみるといい。
(新潮文庫「職業としての小説家」)
小説家・村上春樹さんの言葉です。
「どんなジャンルでも、どんな絵でも描けるオールラウンダー」なんてことを考えだすと、勉強範囲が広がり過ぎて、結局何も進まないことも。
この言葉を読むと、「そもそも私はどんな絵を描くのが好きなんだっけ」と原点に立ち返ることができます。
カレン・キングストン「グズグズしていることのほうがよほどくたびれる」
あなたがようやく腰をあげてそれを実行すると、滞っていたエネルギーがたくさん放出されて自由になります。
そしてあなたは、決心して腕まくりし、実行するよりも、グズグズしていることのほうがよほどくたびれるということに気がつくのです。
(小学館文庫「新ガラクタ捨てれば自分が見える」)
私がミニマリストになったきっかけでもある、スペースクリアリングのパイオニア、カレン・キングストンさんの言葉です。
物の断捨離だけでなく、「行動の断捨離」の必要性を思い出させてくれる言葉です。
ピーター・ドラッカー「やめても何も起こらなければ、結論は、直ちにやめよ」
やめても何も起こらなければ、結論は、直ちにやめよ。
経営学者、ピーター・ドラッカーさんの言葉です。
物も同じで、「捨てても何も起こらなければ、結論は、直ちに捨てよ」です。
ウォーレン・バフェット「やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない」
やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない。
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットさんの言葉です。
物に言いかえると、「持つ必要のない物は、上手に収納したところで意味がない」。
まとめ
ほかにもメモしていたお気に入りのミニマルな言葉があるのですが、すぐに見つからず…。
メモが溜まってきたので、ブログに書いて紙のほうは処分しちゃおうと思っていたのですが、それ以前の問題でした。
家の中はミニマルになりましたが、メモ帳と脳内への溜め込み癖とはまだまだ格闘しています。
また新たに見つかったら、随時追加していきます。