雨の日に外出しなくてもすむ在宅業ということもあり、長年当たり前のように持っていた長傘と傘立ては2018年に断捨離して、現在は折りたたみ傘1本のみを使っています。
3年ほど愛用していたウォーターフロントの折りたたみ傘が壊れてしまったので、久々に買い替えました。
さらに軽くてコンパクトなものを探した結果、選んだのはモンベルの「トラベルアンブレラ」。
今回は、「女性ミニマリストの折りたたみ傘、モンベル「トラベルアンブレラ」のレビューと感想」をまとめます。
- モンベル「トラベルアンブレラ」|特徴と仕様と価格。
- モンベル「トラベルアンブレラ」開封レビュー。
- バッグや500mlペットボトルとのサイズ比較。
- いままで使っていた折りたたみ傘との比較。
- 4年使用した感想。
- まとめ。
- 関連記事はこちら。
モンベル「トラベルアンブレラ」|特徴と仕様と価格。
今回選んだ「トラベルアンブレラ」は、日本のアウトドアブランド「モンベル」が出している折りたたみ傘の1つです。
特徴は、
・超軽量86g
・強度と軽さを両立させた7デニールの生地
・世界最高レベルの撥水性能
仕様は、
【重さ】86g
【生地】7デニール/バリスティックエアライトナイロン(ポルカテックス加工)
【使用時直径】88センチ
【骨素材】カーボン
【骨長】50センチ
【骨本数】6本
【本体折りたたみ時の長さ】23センチ
【傘袋収納時の長さ】26センチ
購入時の価格は5,200円+税。
色は、今回購入した「ホワイト」以外に、「ブルーブラック」「サンセットオレンジ」があります。
選んだ決め手は「軽さ」と「収納時の細さ」。それまで使っていた折りたたみ傘よりも、さらに軽くてコンパクトになりました。さっそくレビューしていきます。
モンベル「トラベルアンブレラ」開封レビュー。
傘袋に収納した状態がこちら。
モンベルのロゴが入っている以外は無地です。
中身がうっすら透けるほどの薄い生地。これも超軽量のポイントです。
薄いながらも、そこはアウトドアブランド製品。破れにくい強度はしっかりあります。
傘袋の口は、マジックテープではなくボタンになっています。
マジックテープだと、何度も使っているうちにボロボロになって、くっつきが弱くなってくるので、ボタンは好印象。
といいつつ私の場合、傘袋の口ってめったに閉じませんが。
本体を袋から出して留め具のマジックテープを外した状態がこちら。
ここの部分こそ、ボタンであって欲しかった…!
初体験だったのが、この骨の折りたたみかた。
一般的に「山折り」にたたまれていることが多いこの部分ですが、トラベルアンブレラの場合は「谷折り」になっています。
収納時、濡れた部分が外側にならない設計になっている様子。
ただ、開いたり折りたたんだりするときに、この骨を真っ直ぐにしたり、パキッと谷折りに折ったりする作業がわりとめんどくさいです。
傘の骨部分はこんな感じ。カーボン骨の傘は初めて使います。軽くて手触りも良しです。
自動で開くタイプではなく、一般的な手動で開くタイプです。
傘を閉じる時に押す部分は指をはさみにくい作りになっています。
ちなみに、谷折りの骨を真っ直ぐにしないまま傘を開くとこんな状態になります。
風であおられた場合も、あえてひっくり返りやすい作りになっていることで、傘が壊れにくいという利点があるのかもしれませんが、やっぱりちょっと面倒です。
開くとこんな感じ。6本骨です。
無地の真っ白い生地に、モンベルのロゴがシルバー(グレーかも)で入っています。
谷折り骨の構造上、たたんだ時の留め具は内側にきます。
留め具が外側にあると、歩いて揺れるたびに、垂れてきた雨滴が身体に飛んできがちなので、ここはありがたいポイントです。
傘のてっぺん部分。
傘をさっとたたんだ状態です。
急ぎ店内に入るときは、この状態で傘立てにさしてしまうのもアリ。
モンベルの傘は、撥水性がかなり高い生地なので、雨滴をブンブンっと振り落としてしまえば、従来の傘のようなビショビショ状態ではなく、うっすら湿ってる程度になってくれます。
そのため私の場合は、よほど大雨でもない限り、傘のてっぺんにある輪っかに指を掛けて店内でも持ち歩くか、しっかりたたんで、そのままスカートのポケットに入れてしまいます。
帰宅後に屋内で傘を開いて乾かすときも、あっという間に乾いてくれるので快適です。
しっかりたたんでいきます。
唯一の難点、谷折り作業です。
折りたたみ完了です。
この6本の骨の折り目ですが、
持ち手の内側の隙間に、ちゃんとすっぽりおさまります。コンパクトです。
バッグや500mlペットボトルとのサイズ比較。
ショルダーバッグと500mlペットボトルとの大きさ比較の写真です。
傘の持ち手がU字でなく平らなので、つっかえることなく、バッグにすっぽりおさまります。
いままで使っていた折りたたみ傘との比較。
今まで使っていたウォーターフロントの折りたたみ傘との比較です。
ウォーターフロントも軽量(100gくらいだったかな?)かつコンパクトで好きだったのですが、こうして比べてみると、細さが全然違います。
留め具がマジックテープなのは同じです。
ウォーターフロントのほうは、3年使ったあたりからマジックテープがボロボロになり、留めても勝手に外れてしまっていました。
傘の頭の比較。
指やフックに引っ掛けられる輪っかは、ウォーターフロントは持ち手部分に、トラベルアンブレラは傘の頭部分についています。
どっちのほうが便利、ということもなく、互角です。
傘の持ち手部分。
服のポケットや小さめのカバンにもすっぽり入ってほしいので、折りたたみ傘を買う時は、U字でなく、平らな持ち手のものを選ぶようにしています。
トラベルアンブレラのほうが、持ち手が一回り小さいです。
留め具を外した状態です。
ウォーターフロントの生地は一般的な傘の厚みなので、かなり薄いトラベルアンブレラと比べてブワッとふくらみます。
たたんだ時の細さの違いのポイントです。
開いた状態の比較です。
写真だとウォーターフロントの方が小さく見えますが、骨の長さは同じ50センチだった気がします。
どちらも6本骨です。
4年使用した感想。
軽くてコンパクトで快適です。
ウォーターフロントも軽かったですが、それよりさらに軽くなったので、スカートのポケットに入れていても気になりません。
撥水性が高いので、雨滴を振り落とす隙さえあれば、電車や店内で、閉じた傘から雨滴がボタ落ちすることもなく、自宅の屋内で乾かすときもすぐに乾いてくれます。
デメリットは、やはり谷折りの骨が、開くときも閉じるときも面倒な点。
それ以外はかなり満足しています。
まとめ。
以上、「女性ミニマリストの折りたたみ傘、モンベル「トラベルアンブレラ」のレビューと感想」をご紹介しました。
手ぶら外出派にとって、薄くて軽くてコンパクトなこの傘は持ち運びがラクで快適です。
3年ほど使っていたウォーターフロントの折りたたみ傘と比べて、倍くらいの価格なので、5年ほど使えたらコスパ的にばっちりかな、とは思いつつ、汚れたり壊れることも考えると、3年もてば充分OKかな、と思っています。(2024年追記:3年半経った今も問題なく愛用中)
ちなみに、生地が破れたり骨が折れたりした場合、モンベルに連絡すれば修理もしてもらえます。
費用は修理部分や程度にもよりますが、骨1本の交換が600〜700円くらいらしいので、買い替える前に修理を検討するのも有りかも。(その代わり修理に2〜3週間ほどかかっちゃうようですが)
ちなみに、白を選んだのは夜でも目立つからです。そのぶん汚れも目立ってしまうと思いますが、安全第一ということで。