服って結構黄ばみますよね。特に襟元と脇。黄ばみが行き過ぎると今度は黒ずんでくることも。
白っぽい服だと特に目立つので、今まで黄ばみが気になり始めたら買い換えるようにしていました。早いと半年くらいで黄ばむので、何だかもったいない気がします。
黄ばみの主な原因は皮脂と汗。
そこでふと、「もしかしたらすごく簡単に落とせるかも」と思いつき、もともと自宅にあるアイテムでさっそく試してみたらうまくいったので記録しておきます。
重曹やクエン酸も、漂白剤やつけおきも一切不要。他の洗濯物と一緒に、洗濯機の通常コースで普通に洗えるのでラクで安全で簡単です。
用意するもの:クレンジング料(メイク落とし)。
用意するものはひとつだけ。多くの女性は持っているはず、メイク落とし用の「クレンジング料」です。
今回私が使ったのは、ソフティモの「スピーディクレンジングリキッド」。少しとろみのある液状で、色は透明です。
クレンジング料の中には、オリーブオイル系やクリーム系など、中身が黄色やピンク色のものもあります。白っぽい服に付けた場合、もしかしたらクレンジングの色が残ってしまうかもしれないのでご注意ください。
方法:塗って、こすって、洗濯機で洗うだけ。
▲今回黄ばみを落としたジャケット。
やり方は簡単です。
1.服も手も乾いた状態で
2.黄ばみにクレンジング料を塗る
3.軽くこする
4.そのまま洗濯機へ投入
5.いつも通り洗濯するだけ
顔のメイクを落とすのと同じやり方でOKです。
黄ばみ具合や素材によっては、「こする」というより「もむ」程度でも充分だと思います。
黄ばみにつけたクレンジング料は、洗面台で一度洗い流しても良いと思うのですが、「減らせる手間は減らしてみよう」と思い、今回は試しにクレンジング料がついたまま洗濯機に入れて、他の洗濯物と一緒に通常モードで洗ってみました。
つけ置きせずに、洗濯機に入れたらすぐ洗います。
干し方も乾かし方も普段の洗濯と一緒です。
私の場合、うっかり服の黄ばみ部分も手も濡らした状態からスタートしてしまったのですが、それでもキレイに落ちました。
黄ばみの落ち具合:ビフォーアフター。
▲ビフォー。
さっそく、襟元が黄ばんでしまったジャケットを洗ってみました。
1年くらい着ていなくて、黄ばみも1年もの。クレンジング洗濯がうまくいかなかったら捨てる気満々だった1着です。
端っこは黄ばみを超えて結構黒ずんでます。
▲アフター。
洗って乾いたジャケットがこちら。予想以上にキレイになりました。
裏地も白に戻っています。
最初あまり期待していなかったぶん、塗り方も適当だったようで左上などうっすら黄ばみが残っていますが、もう一度クレンジング洗顔すれば落ちそうです。
同じく期待せず塗った裏地の脇のほうが、よりキレイに黄ばみが落ちていました。
汚れがガンコそうな襟元には3プッシュ、脇には左右それぞれ2プッシュずつクレンジング料を使っています。
まとめ:顔に塗るものなので安心して使えます。
以上、「脇と襟元の黄ばみを自宅で簡単に落とす方法」のご紹介でした。
プチプラな服だと、わざわざクリーニングに出すのも高くつきますし、漂白剤につけおきするのも時間がかかります。
クレンジング料なら、多くの女性はすでに持っていると思いますし、普段クレンジング料を使わない方でも、コンビニ売りの旅行用ミニボトルなら300円くらいで手に入ります。
つけ置きいらずなので洗濯の直前に1、2分でささっと塗って、洗濯機に放り込めば完了です。
また、「手や目につかないように注意」と書かれた強力な洗剤が苦手な方も結構いるのではないでしょうか。
クレンジング料はもともと顔に塗るものなので、肌についても安全で、もし目に入っても水で洗い流せばOKです。
服の黄ばみにお悩みの方は、ぜひ一度試してみてください。