先日の確定申告の記事で、
「税理士さんに任せっぱなしで、お金について自分で考えなくなっている」
と書いたのですが、我ながらさすがにまずいな、と危機感を感じて少しずつでも学んでいくことにしました。
すべてのことを自分で把握して、すべて自分ひとりでなんとかしようとするのはやはり限界があるので、得意な人に任せていくことを覚えることが大事だとここ数年痛感しているものの、
さすがにお金に関しては、
「わかっているけれど任せる」のと
「わからないから任せる」のとでは大きく違うので、
まずはお金に関する本を読むことから始めています。
「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ著
まずは本棚にあるお金本の再読から。
お金本の中でもとても有名な王道の名著「金持ち父さん貧乏父さん」。
私が尊敬している方がおすすめしているのを知り、さっそく購入して以来、何度も読み返しています。
文章もエピソードもとても読みやすいんだけれども、自分の知識が追いついていないせいで、「バランスシート」が出てきたあたりから少しずつ脳みそがキュッとしてきます。
つづいて不動産関連の話が出てきた頃には、脳が考えるのをやめてしまっていたのですが、
再読5度目くらいの今回、やっと脳みそで考え続けたまま読み切ることができました。
そんなよく理解できていない時点でも、
「お金との向き合い方について、とても大事な基礎が書かれている」
というのがバシバシ伝わってきていた本なので、自分にとってのお金の基礎本として、まだまだ手元に置いて読み続けます。
伊予銀行きっかけの3冊
先日、通帳記入をするため我が故郷・愛媛の地方銀行「伊予銀行」の新宿ミライナタワー支店に初めて行ってきました。
愛媛県から埼玉県に引っ越したことで、全国に支店があるメガバンクやネット銀行など、ほかの銀行に乗り換えようかと思っていたのですが、お隣の東京都に出れば伊予銀行の支店があることと、長年利用している愛着もあって、いまだにそのままなのです。
そんな伊予銀行の新宿ミライナタワー支店。LINEやEPSONのオフィスや大手証券会社等が入っているビルの中に、さりげなく入っています。
13階にある支店へ向かう廊下は、まるでタワーマンションの内廊下さながらです。
気持ちの良い空間ではあったのですが、
「これは伊予銀行が優秀な地銀ということなのか、それとも見栄を張って無理してるのか」
少し心配になりました。
「メガバンクでは通帳の有料化の案が出ている」という記事を目にしたのもあり、
・大手銀「通帳前提」サービス見直し 維持管理費の削減で検討 預金者反発も (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
そういえば私、銀行の仕組みについて全然知らないな…と、銀行関連の2冊を読んでみました。
やっぱり知らないことばかりで、目を白黒させながら読んだわけですが、「伊予銀行は地銀の中では健闘してるほうだ」というのはわかりました。
もう1冊の「数字は人格」は、「新宿ミライナタワーの家賃は月500万」だと著者が語っているネット記事を読んだのをきっかけに知った1冊です。
経営者が理解すべきお金の知識について書かれているのですが、数字が苦手で自社のお金についてよく分かっていない社長が意外にもたくさんいるということが分かって、
「面倒くさがったり恥ずかしがったりせずに、私もちゃんとお金の勉強しよう」
と肩の力を抜かせてくれました。
私は法人化していない漫画家なので、本書に書かれている企業社長とは状況は違うものの、お金の管理に関してだけでなく、仕事に対する姿勢についても学ぶ部分が沢山ありました。
ウォーレンバフェット伝「スノーボール」
株もやったことがないし、投資のことはチンプンカンプンな私。
それでもずっと気になり続けている世界一の投資家、ウォーレン・バフェットさん。
その人柄や仕事観や人生観が知りたくて購入した本です。
やっぱり偉人の多くは、世に知られるまで、
あなどられていたり、
ぱっとしなかったり、
不遇だったり、
そして子供のころから、どこか一般とは違うのだなあ、と再確認しました。
そしてなにより、
「自分の大好きなことを仕事にしている」
というのが強烈に伝わってきました。