断捨離を始めた2015年当初に処分したものの1つがバイオリンでした。
「情熱大陸」と「ルパン三世のテーマ」を弾くことにあこがれて、勢いで習い始めたのですが。
初心者用のバイオリンは数千円から買えると教室の先生に教えてもらったのに、「ちょっとでも良いものを使ったほうがモチベーションが上がるはず」と中途半端に奮発して6万円のバイオリンを買ってしまいました。
その後、教室に通ったのは3回程度、自宅での練習を合わせても計10回も弾いていません…。
3年ほどクローゼットにしまいっぱなしだったのですが、ついに処分しました。
- できるだけ高く売りたいと思っていたけれど。
- 作業が面倒で先延ばしにした結果。
- ストレスから解放されたスッキリ感はプライスレス。
- まとめ:「処分するときのことを考えて買う」ことが大事。
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できるだけ高く売りたいと思っていたけれど。
処分することに決めて、真っ先に考えたことは、「数回しか使っていないので、ゴミの日に捨てるなんてもったいない…!」でした。
そもそも、バイオリンは燃えるゴミなのか燃えないゴミなのかもわかりません。細かく分別するのも面倒です。
そんなわけで「できるだけ高く買い取ってほしいな、むしろネットオークションで売ろうかな」と思っていたのですが。
作業が面倒で先延ばしにした結果。
高く買い取ってくれるところを探すのも、オークション用にバイオリンの梱包の仕方を考えるのも面倒で、ずるずると先延ばしにしてしまいました。
その結果、「もういいや!とにかく家から無くしたい!」と開き直り、当時本の買取でしょっちゅう使っていたネットオフに宅配買取に出しました。
10回も使っていない新品同様のこのバイオリン、購入価格が約6万円だったのに対し、買取価格は5千円。や…安い…。
ストレスから解放されたスッキリ感はプライスレス。
通常なら、期待より安い買取価格にがっかりするところですが、手放したいのに行動できなくて長い間ズルズルしていたストレスのほうが大きかったため、後悔どころか、やっと手放せた解放感でかなりスッキリしました。(当時メルカリを知っていたら、絶対そちらで出品してたと思いますが)
まとめ:「処分するときのことを考えて買う」ことが大事。
「やってみたい気持ち」と「実際にやってみて自分に向いているかどうか」は別物なので、「やりたいならとりあえずやってみる」ことは大事だと思っています。
そのため、ほんの数回でもバイオリンに挑戦できたことには満足しているのですが、その後買取してくれるところを探したり、梱包しづらいサイズや形のものをどうやって梱包しようか考えるのが面倒で、処分するまでに時間がかかってしまいました。
欲しい物があるときは「処分するときのことを考えてみる」ことが大切だなと改めて感じています。(楽器もですが、大きくて重い「家具」は特に)