2015年に、物だらけの状態から断捨離を始めて6年がたちました。
気がつけばミニマリストになっていて、物だけでなく食事の内容もずいぶん変わりました。
今回は、在宅業「女性ミニマリストの2015年から2021年の食生活の変化」をご紹介します。
- 〜2015年:毎日出前やコンビニ弁当ばかり。
- 2015年〜2016年:「そのとき食べたい本命」を大事にするようになってきた。
- 2017年:食べたいものを腹8分目で食べる。
- 2018年:出前の利用はほぼなくなり、ときどき簡単な自炊をするように。
- 2019年:結婚。自炊がメインに。
- 2020年:「少食」の世界を知って1日1〜2食を開始。
- 2021年:1日2食と腹7分目、減砂糖が習慣に。
- まとめ:自炊も少食も白砂糖断ちもまったく想像してなかった展開です。
- 関連記事はこちら。
〜2015年:毎日出前やコンビニ弁当ばかり。
1日3食以上が当たり前。ジャンク。大食い。自炊せず。
▲厚めパン生地のピザMサイズなんてペロリと平らげてました。2021年現在は2切れ食べたら満足です。
出前、コンビニ弁当、スーパーのお弁当、冷凍食品、インスタント、外食のルーティーン。
自炊は年に3〜5回程度。(袋ラーメン、野菜炒め、お味噌汁、野菜スープ)
学生のころにさんざん自炊したので、一人暮らしを始めてからは作りたいときしかやらないと決めてました。
2010年に新居に引っ越してからの2年半くらい、冷蔵庫も電子レンジも炊飯器も買わずに生活していたことも。
仕事で生活サイクルはめちゃくちゃだったので、夜中の3時にコンビニ弁当とお菓子を買って夜食を食べてから寝る、といったことも日常でした。
「そのとき食べたいものを食べる」というよりは、出前や近所のコンビニでラクに手に入る選択肢の中から、消去法で選ぶことがほとんどでした。
食べるときも洗い物が出ると手間なので、ポリ容器のまま、割り箸や使い捨てのスプーンで。
出前はCoCo壱、ガスト、ピザ、銀のさらは常連で、ほぼ毎日どれかを頼んでいました。
おやつ:デスクワーク中も食べまくる。
長時間デスクワークをしながら、お菓子や珍味をつまむのは当たり前でした。
さすがに体重や栄養を気にして、カロリーセーブ系やマルチビタミンなどのサプリも摂ったり。
飲み物:水、珈琲(ブラック)、甘い炭酸飲料、野菜ジュース、ときどきお酒。
・常温の水(1日1.5〜2リットル)。
・1日2〜3杯の個包装ドリップコーヒー(ブラック)
・ときどき紅茶(ストレート)、純ココア(砂糖なし)
・甘いジュース
・エナジードリンク、栄養ドリンク
・飲酒は月10日くらい。
20歳のころ、しょっちゅう扁桃腺炎になっていたのですが、耳鼻咽喉科のお医者さんから「日頃から水をできるだけ飲んで喉の粘膜をうるおすと良い」と言われ、それ以来常温のお水をメインに飲むようにしています。扁桃腺も腫れなくなりました。
体重:身長157センチで、MAX体重70キロ、体脂肪率40%。
もともと標準体重52キロくらいだったのですが、在宅業を始めてからみるみる太っていき、身長157センチでMAX体重70キロ、体脂肪率は40%に。
2014年の人間ドックで「脂肪肝気味なので運動を習慣にして」と言われる始末。2010年にスポーツジムに入会していたのですが、1度も行かないままでした。
フィットネスバイクを買ってみたり、家でエクササイズDVDを見ながら運動。数日〜数週間続けて、飽きて、忘れた頃にまた始める、の繰り返し。
2015年〜2016年:「そのとき食べたい本命」を大事にするようになってきた。
断捨離開始。1日3食(ときどき夜食も)。ジャンクと食事量が減少。自炊せず。
出前やスーパーのお弁当、インスタント、外食は相変わらず活用。コンビニ弁当は減少。
自炊は相変わらずせず。
物が減って部屋がスッキリすると、食事もおしゃれにしたくなって、パックに入ったお惣菜もお皿に盛り付け、木のトレーに置いてみたり。
食べる量も、いままで満腹になるまで食べていましたが、腹8分目で満足するようになり、食べきれなかった分は保存しておいて、お腹が空いてから食べるようになりました。
それと同時に、「食べたいものよりラクなもの」を選ぶことが減り、美味しいパンが食べたいならパン屋さんへ、美味しいコーヒーが飲みたいなら喫茶店へ、など、「そのとき食べたいもの」を大事にするようになりました。
食器は断捨離してしまってほとんど持っていないので、紙皿と割り箸を利用。
おやつ:腹8分目。菓子パンはほぼ食べなくなりました。
▲スタバのチョコチャンクスコーンとミルクビスケットが好きです。
おやつも自然と腹8分目に。
お菓子はチョコでもクッキーでもポテチでも好きなものを食べますが、スーパーで売っている菓子パンはほとんど食べなくなりました。パン屋さんで買ったり、喫茶店でスイーツを食べたり。
飲み物:エナジードリンクは飲まなくなり、甘いジュースも減少。
・常温の水(1.5〜2リットル)
・1日に1〜3杯の個包装ドリップコーヒー(ブラック)
・たまに紅茶や砂糖無しココア
・月2、3回のお酒
といった基本は変化なし。
エナジードリンクと栄養ドリンクはまったく飲まなくなりました。
甘いジュースを飲むことも少し減。
サプリはもともと三日坊主になりがちだったので飲むのをやめました。
コーヒーは、自宅では変わらずインスタントの個包装ペーパードリップを愛飲していましたが、ときどきスタバで持ち帰りしたり、新しい喫茶店を開拓したりするようになってきました。
飲酒の回数も自然と減って、付き合いで飲む程度に。
体重:標準体重の52キロ前後。ダイエットを完全にやめて体重計も断捨離。
腹8分目が効いたのか、ずっと目標だった標準体重52キロまで自然と痩せました。
とはいえ運動は習慣にしたほうが、と思い、自宅で簡単にできる踏み台昇降を始めてみたものの、やっぱり三日坊主に。
どうせダイエットが続いたことないんだし、太ってる自分に困ってないし、食事は美味しく食べたいので、カロリーを気にするのも面倒な運動をするのもやめてしまいました。
体組成計も処分。
2017年:食べたいものを腹8分目で食べる。
1日3食:変化なし
パン屋さんのパン、喫茶店の珈琲、たこ焼き屋台のたこ焼きなど、そのとき本心から食べたいものをできるだけ一番美味しく食べられる方法で食べていました。
自炊しないのは相変わらず。コンビニ食は飽きてしまってほぼ利用しなくなり、スーパーのお惣菜やお弁当がメインに。食器を使わないのも変わらずで、紙皿と割り箸。
おやつ:変化なし
▲2017年にハマっていた期間限定の黒トリュフチョコ。
腹8分目で、食べたいときに食べたいお菓子を自由に食べていました。
飲み物:変化なし
水、ブラックコーヒー、たまに紅茶(ストレート)、飲酒は月1、2回あるかどうか、たまに甘いジュース、などなど特に変化なし。
体重:太ってはいないけれど未計測なので不明。
体重も体脂肪率も測っていないので不明。興味もなし。
服はMサイズで変わらなかったので、体重が増えていないのは間違いなさそうです。
ダイエットは相変わらずしていませんが、物が減るにつれてフットワークが軽くなり、徒歩で外出することがさらに増えてきました。
2018年:出前の利用はほぼなくなり、ときどき簡単な自炊をするように。
1日3食:簡単な自炊を開始。
外食やスーパーのお弁当は相変わらずですが、加えてときどき簡単な自炊(材料乗せるだけの丼ものなど)をするようになってきました。
それにともなって、使う食器も紙皿メインから陶器に変わりました。
スーパーではお弁当でなくお惣菜だけを買うことも増えました。
たまには夜食を食べることもありますが、相変わらず1日3食の腹8分目です。
出前の利用はほぼなくなり、外食するかテイクアウトがメインになりました。
ときどき無性にステーキが食べたくなることも。
ハンバーガーも(モス派)よく食べていたのですが、以前は2個ぐらいペロリと食べていたのに、今では1個食べれば十分になってきました。
飲み物:変化なし。インスタント珈琲のパッケージを描くお仕事が舞い込む。
基本は水、1日1〜2杯自宅でブラックコーヒーか、喫茶店のコーヒー(ときどきソイラテ)。
たまに紅茶(ストレート)、純ココア(砂糖なし)、甘いジュース、月に1、2回あるかないかの飲酒など。特に変化なしです。
ブログでお気に入りインスタントコーヒーについて語っていたのがご縁で、個包装ドリップコーヒーのパッケージイラストを描くというお仕事が舞い込みました。
断捨離が進むにつれて、新しいジャンルのお仕事や新しいご縁、人間関係などが増えてきた気がします。
おやつ:焼き芋、プロテインバー。
相変わらず腹8分目で自由に食べてます。
2018年は焼き芋とプロテインバーをよく食べてました。
焼き芋はホクホク系より蜜トロトロ系が好きです。
プロテインバーは、筋トレをしてたわけではなく、甘さ控えめなあのウエハースが好きでハマってました。
体重:Sサイズがちょうど良く感じるように。
体重は相変わらず不明で、ダイエットも一切やる気なし。
服はMサイズを選ぶことが多かったのですが、Sサイズがちょうど良く感じることも増えてきました。
フットワークはますます軽くなり、ほぼ毎日散歩するのが習慣になりました。
2019年:結婚。自炊がメインに。
1日3色:自炊中心に。玄米ご飯。
上半期、節約も兼ねて簡単な(材料乗せるだけ丼とか、お肉を焼くだけとか)自炊をすることが増えてきました。
そうこうするうちに下半期に結婚。二人暮らしになってからは自炊がメインになりました。
あんなに自炊を嫌がっていた(そして一生独身でいる気満々だった)自分が、夫と出会う前の2018年あたりからじわじわと自炊するようになってきていたのは、無意識下の本能が結婚する未来を察知していたからなのかな、と思ったりもします。
ときどきお惣菜を買ってくることもあれば、外食をすることも。夫も料理をする人なので、代わりに作ってくれることもあります。
基本1日3食ですが、夜食を食べることも。
魚は骨が手間なので、肉食が多めです。
玄米が好きなので、ときどき玄米と白米を混ぜて食べています。
自炊+夫のダイエットの影響で、野菜を食べることが増えました。
おやつ:チョコミントアイスにハマる。ミスドのドーナツビュッフェに挑戦。
相変わらず腹8分目で自由に食べています。
夏はチョコミントアイスにハマりました。
もともとチョコミントアイスは好きだったのですが、この年は毎日のように食べていた気が。
エクレアとバウムクーヘンもしょっちゅう食べていた記憶があります。
あと、ときどきミスドのドーナツが食べたくなって、毎回1つか2つ食べていたのですが。
60分1200円(税込)で好きなだけ飲食できるという「ドーナツビュッフェ」というのを知り(対象店舗のみ)、初挑戦しました。ドーナツ5個とパイ1個、ドリンク2杯でフィニッシュ。
美味しいけれど甘いものばかりはなかなかキツい。二度目の挑戦はないと思いますが、堪能できました。満足。たまにこういう暴飲暴食モードになることがあります。
飲み物:珈琲豆を挽いてハンドドリップするように。
水、ブラックコーヒー、たまに紅茶、緑茶、ココアなどは相変わらず。
夫のたまの晩酌に付き合って、飲酒は月5〜10回くらいに増えました。
そしてついに、珈琲豆を買ってきて(家で挽いたり、お店で粉状にしてもらったり)ペーパードリップで珈琲を淹れることを覚えました。喫茶店レベルの美味しいコーヒーが自宅で好きなだけ飲めて、コスパ良し。
体重:気づいたら46キロ、体脂肪率23%まで痩せていた。
2018年秋ごろから二人暮らしが始まるまでの1年くらい、毎日散歩してました。
ダイエット目的でなく、好き勝手に普段着のままぶらぶらと歩き、カロリーも一切意識していなかったのですが。
久々に健康診断をしたところ、体重46キロ、体脂肪率23%になっていました。20歳を超えてから、こんなに痩せたのって初めてでびっくり。
標準体重52キロ目指してダイエットに悪戦苦闘してた昔の自分てなんだったんだ。
2020年:「少食」の世界を知って1日1〜2食を開始。
1日3食から1日1〜2食へ:白砂糖断ちも合わせて、下半期から少食開始。
相変わらず自炊中心。ときどき外食やスーパーのお惣菜。夫が作ってくれることも。
下半期に、書籍「ライフスパン 老いなき世界」や「無病法」など少食と自然治癒力に関する本をいくつか読んで、少食の世界に興味を持った私。
腹8分目の食事とお菓子を減らすことはすでにできていたので、
・腹6〜8分目
・1日1〜2食
・白砂糖をできるだけ摂らない
・糖分摂取を減らす
・玄米を食べる(白米と半々)
・豚肉、牛肉の摂取を減らす(鶏肉と魚介類と卵、乳製品はほどよく食べる)
をさっそく実践開始。
夫は3食のままなので、誘われて喫茶店のモーニングを食べるなど、1日3食になる日もありつつ。
おやつ:洋酒チョコ「バッカス」を食べなかった初めての年。
子供の頃に初めて知って以来、毎年欠かさず食べてきた冬季限定の洋酒入りチョコレート「バッカス」「ラミー」。
この冬は白砂糖を控え始めたので、一度も食べませんでした。
食べなかった年って子供の頃以来初めてです。でも気にならないくらい少食が面白い。
厳密にやろうとすると反動がくると思うので、ハイカカオ(カカオ80%前後)のチョコレートを冷蔵庫に常備しておいて、甘いものが食べたくなったら1日1〜3粒食べてました。
飲み物:スタバや喫茶店の利用が減ってきた。
2019年に珈琲豆を買ってきてハンドドリップすることを覚えて以来、自宅でコスパよく好きなだけ美味しいコーヒーが飲めるようになったので、スタバや喫茶店の利用がじわじわ減ってきました。
喫茶店という空間は大好きなので、美味しいコーヒーを飲むためというより、雰囲気を味わいに行くという感じになってきています。
体重:標準体重の52キロに戻って安定。
夫がダイエットのために体重計を購入したので、私も何度か乗ってみました。
51〜53キロ。痩せすぎてたらしい46キロからほどよく増えて、標準体重に戻ってます。
2021年:1日2食と腹7分目、減砂糖が習慣に。
1日2食。たまに1食:朝は基本食べない。
1日1食を試したり、2食にしてみたり、ときどき暴飲暴食モードで3食になったりしながら、今のところ1日2食に落ち着いています。
昨夜の晩ごはんから次の食事まで16時間空けるのを目安に、朝食を抜いています。量は腹6〜8分目。
1食減らした分、用意する手間も減って、自由時間が増えたのもうれしいところ。
夫婦ともに、「外食より自炊のほうが味つけも優しいし、量も調整できるし、静かにのんびり食べれていいね」と考えるようになり、外食がさらに減ってきました。
少食を始めたことで、飲食店での1人前が多すぎると感じるようになってきたのも、外食が減った理由のひとつです。
おやつ:お菓子づくりを始めたり、白砂糖不使用のお菓子を散策したり。
▲豆腐とおからのチョコケーキ。砂糖は少しのテンサイ糖を。白いのは豆乳ヨーグルト。
砂糖をできるだけ摂らない生活も続けています。
おやつ自体を食べない日も増えてきました。
食べるときは、ハイカカオチョコ1〜2粒や、砂糖と人工甘味料不使用のお菓子、フルーツなどをつまむ感じです。
我慢している感覚は不思議となく、ケーキや和菓子など砂糖がしっかり入ったおやつが食べたいという気持ちもなくなってきています。
コンビニやスーパーでアイスを買うことがなかった夏(外食ランチにセットでついてきたアイスなどは数回食べました)でした。アイスを買わない年なんて人生初です。
とはいえ粉もの系のスイーツが食べたいときはあるので、ついにお菓子づくりに手を出しはじめました。クッキーや蒸しパンなど、上白糖は使わず、テンサイ糖を少量使って、自分好みのめちゃくちゃ甘さ控えめなおやつをたまに作ってます。
たくさん噛んでるうちに少し甘さが染み出してくるくらいがちょうどいいです。
と同時に、白砂糖不使用の甘さ控えめスイーツを提供している喫茶店やお菓子を探すようにもなってきました。
飲み物:しょうが紅茶と自宅で豆乳ラテ。
基本は常温の水、豆を買ってきて自宅でブラックコーヒー、ときどきストレート紅茶や砂糖なしココア、お酒も、というのは相変わらず。
少食本をきっかけに、しょうが紅茶を集中的に飲んでた時期も。基礎体温を上げる方法のひとつらしい。継続することが大事そうなのですが、途中で飽きてしまいました。
お酒は缶チューハイは甘すぎると感じるようになってきたので、最近は日本酒か焼酎がメインになっています。
自宅でコーヒーを飲むときはいつもブラックだったのですが、直近数ヶ月はずっと豆乳を入れて飲んでます。美味。
体重:たぶん標準体重52キロ前後をキープ。
体重計に乗ってないので不明ですが、痩せたとか太ったとか言われないのでたぶん標準体重をキープできてる様子。
運動量は2018、2019年の散歩ほどではないものの、買い物で日々ちょこちょこ歩いたり、夫のダイエットに付き合ってときどき往復2キロくらいの散歩をしています。
最近、お腹周りの筋肉量が減った感があるので、たまにプランクやデッドバグなど自宅でできるトレーニングをちょっとだけやってます。相変わらず三日坊主の繰り返しです。
まとめ:自炊も少食も白砂糖断ちもまったく想像してなかった展開です。
以上、「女性ミニマリストの食生活の変化まとめ|2015-2021年」をご紹介しました。
晩ごはんに肉まん3個とか、ガストの出前でお弁当を3つ買って昼食・夕食・夜食にしていた私が、まさか日常的に自炊をして、しかも少食に目覚めるとは想像もしていませんでした。
断捨離が食生活を変えるきっかけにもなったわけですが、その影響力はやっぱり強力だな、と感じています。
少食や食養生の本をいろいろ読んでいると、いずれは1日1食、果ては不食になるのも面白そうだな、と思ったりもして、興味は尽きません。
が、厳密にやりすぎると反動がくるのが自分のパターンなので、たまに3食楽しんだり、暴飲暴食モードになったりしながら、ゆるく少食生活を続けていきます。